怖話短編集

恐怖の心霊現象から感動して笑える心霊体験など今まで見たこともない不思議な怖い実話エピソードが満載

不思議な体験談

ひとりぼっちじゃ寂しいから一緒に行こうよ

高校時代のある日のことでした。文化部の忙しい時期も過ぎてのんびりと過ごしていた時だったのを覚えています。基本的に宿題や予習も学校で終わらせてきていたので、残った部分を家で勉強していました。

弟と遊んだりしていつも通り過ごしていたのですが、何故か左肩が痛み始めたのです。

ひとりぼっちじゃ寂しいから一緒に行こうよの画像

普段私が使っていたのはエナメルのスポーツバッグで、重さもそれなりのものを毎日左肩に掛けていたので、そのせいかなと思って最初は特に気にしていませんでした。

最初はちょっと筋を傷めた程度の痛みで、大したことはありませんでした。ですが弟と遊んでいる内に左肩はどんどん痛み、左腕を動かすのも辛いくらい内側からずきずきと痛み出しました。

内側から刃物で刺されているような感覚ってこんな感じかなぁ、と他人事みたいに考えていましたが、かなりの激痛で、痛みは増すばかり。意味もなく左肩を押さえて、ベッドで悶えていました。取り敢えず寝たらマシになるだろうと信じていつもより早く寝ました。

翌朝起きると、昨晩の傷みが嘘のように痛みはなく、いつも通り登校しました。当時仲が良かった友達で視える人がおり、毎日お昼ご飯を一緒に食べていました。その友達に世間話程度に昨日肩が痛くてさ、なんて話そうと思って友達のところに行ったところ、私を見た瞬間友達がカッと目を見開きました。

あんまりにも怖い顔をするので、その時は特に会話もせずに自分の教室に戻りました。

夕方その友達からメールが届きましたが、いまいち意味がわからなかったので、とても困惑したのを覚えています。内容は以下のようなものでした。

夕方その友達からメールが届きましたの画像

「小さな女の子が三人います。ジェットコースターに乗らなければならないのですが、三人共一人は嫌だと言っています。それじゃあどうしたら良いですか?」

通常であれば誰か一人連れてくるというのが一般的な回答です。私もそう思いました。
でもこれは例え話なのです。あの世に行くためには暗くて怖い道のりを二人一組で行くと友達は言いました。

なのでそれをジェットコースターに例えたのです。つまりその三人の女の子は既に生きている存在ではなく、誰か一人を連れてくるということは誰かを一人殺して連れてくるということ。

そしてその四人目に選ばれたのが私だったという訳です。これを聞いた時ぞっとしました。左肩が痛かったのは肩に異常があったわけではなく、心臓を狙われていたということ。

何も気付かなかった能天気だから影響が少なくて死ななかったのか守護霊様が守ってくれたのかはわかりません。その後は友人は教えてくれませんでしたが、何とかすると言って何とかしてくれたようで、今日に至るまで生きています。

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