私が幼少期時代に可愛がってくれた近所のおばさんの話

感動する心霊体験談

この話は私が幼少期の頃に、私の事を凄く可愛がってくれた近所のおばさんの不思議な出来事の話です、勿論私が実際に体験した実話です。私は幼少期の頃は幼稚園に通っていました、しかし私は幼稚園が嫌いでした、理由はイジメっ子がいるからです。

ある朝、いつものように私は幼稚園に行きたくないと駄々をこねて、走って近所のおばさんの家に逃げ込みました(笑)、するとおばさんは優しく笑顔で私に接してくれました、おばさんは私に、頑張って幼稚園に行ったらご褒美に好きなお菓子買ってあげる!と言ってくれ、私はその言葉に釣られ‥渋々幼稚園に通っていました。

月日が流れ、私が小学生3年生位でしょうか、近所のおばさんが倒れました‥病院に運ばれ検査を受けた結果、難病指定されている病気でした‥(病名は忘れてしまいまし‥すみません‥)。

それから更に月日が流れ私は中学生になりました、私は反抗期に入り夜な夜な街中で遊び歩いていました、その頃辺りから私はおばさんのお見舞いも行かなくなっていました‥、更に月日が経ち私は高校生になりました、しかし反抗期はまだ続いており‥相変わらず毎日毎夜街中を遊び歩いていました。

そんなある日です、私は街中で遊び歩いて疲れて友人と別れ自宅に帰る為に最終近くの電車に乗り座席に座りました、すると次の駅に着きドアが開いた途端‥私の所にスーッと全身黒づくめの女性が近づいてきました、女性は私の目の前に立ち(車内は客はいますが、混雑はしていません)手すりも掴まらず下を向いて立っているのです。

すると‥急に私の洋服の肩の辺りのホコリ?毛玉?を取り出したのです‥私は気持ち悪いなぁ‥と思い女性の腕を叩こうとしました、すると‥女性に触れないのです‥‥その時でした‥女性がスーッと顔を上げて私を見ました、私は固まりました‥何故なら亡くなったおばさんだったからです。

そして、女性(おばさん)は私の目を見て一言‥頑張るんだよ‥と言いました‥、その後おばさんは、次の駅に着き、乗客が乗ってきて紛れるように消えてしまいました。

私は固まり放心状態で自宅にたどり着き寝てしまいました、次の日起きたら母親からおばさんが亡くなったと聞きました‥鳥肌が立ちゾッとしました‥おばさんの家に直ぐに行くとおばさんは家族に囲まれ布団で眠るように亡くなっていました。

おばさんの顔は私が幼少期の頃と変わらず優しい顔をしていました、今思えば私の事を最後まで心配して伝えに来てくれたのかな‥とか、おばさんなりのさようならを伝えに来てくれたんだ‥と、思うようにしています。

これが私の実際に体験した不思議な出来事の話でした、皆さんも大切な人・家族・友人・恋人等を亡くされた方もいると思います、たまには思い出してあげましょうね!時間に余裕がある時はお墓参り行ってあげましょうね!、それでは。