霊感の強い姪と一緒に仏間にいたら仏壇のお飾りが飛んできた体験談

感動する心霊体験談

小さなころから思春期を越え、大人になった今でも霊感の強い姪と一緒に住んでいる。私一人の時は全くないのだが、姪と二人でいる時にはとても不思議だったり怖い体験をすることが多い。今回は、今年のお盆に仏間で起こった現象について書いてみたいと思います。

お盆の墓参りもすませてなんとなくのんびりとしていた八月中旬

他の家族は買い物に行ったりお出かけしたりで、家の中にはバツイチ出戻りの姉の娘である姪と私の2人きり。

亡き両親の位牌が並んでいる仏壇もいつもよりもきれいに掃除されていて、茄子などのお盆用のお飾りも仏壇に飾られていて、ロウソクとお線香の香りが心地よい午後のひと時を過ごしていた。

そんな時、幼少の頃から霊感の強い姪が、そんな時にはいつもそうなるように、突然まるで別人のような目つき・顔つきになって、言った。

「おじいちゃんとおばあちゃんが戻ってきていて、うちらの会話に参加したがっている」。

小さい頃や思春期に霊感が強くなるという話はよく聞くけれど、姪は幼少のころから大人になった今に至るまで、霊感能力が落ちることはなく、さらに進化してきている。

私自身は例え姪と一緒にいても例が見たことはないし

霊の存在は感じないのだけど、姪の変身ぷりやラップ現象などは時々見ることがある。い
亡き両親が私たちの会話に参加したがっているとはどういうことだろう?

風がないのに仏壇のロウソクが揺れていたりする場合、仏壇の中にいる人たちがお詣りしてくれて喜んでいるということだ、とは聞いたことがあるけれど。
ん、どういうこと?

と聞き返そうとしたその瞬間、仏壇の中にきれいに飾られていた、割り箸に突き刺されていた茄子とキュウリの牛や馬が仏壇から飛び出してきて仏間も天井に当たった。

その後、茄子とキュウリはそれぞれ違う方向に、それもものすごいスピードで仏間の壁に当たっては跳ね返って家具や天井にまた当たったりを、数十秒繰り返した。

姪はと見ると、こういった時にはいつもそうなるように、ぼんやりとした目つきで仏間の空間をゆっくりと眺め回している。

これだけ派手な騒動は久しぶりで、恐怖を覚えるというよりは一種の感動を覚えた。もし、本当に亡き両親が会いに来てくれて、そして私たちに話しかけてくれているのならそれはそれで嬉しいなぁと思うのです。

あ、そうだ、両親との思い出に浸りつつ茄子やキュウリを片づけている場合ではなかった。

姪にお清めの塩をかけなくては。
姪にはこういうことがしょっちゅう起こるので、私たち家族も慣れっこ。こういう時は、いつものお清めの塩を多めに姪に投げつける。

すると、それまでどこの誰だか分からない、年齢も性別までも別の人間にしか見えなかった姪が、一瞬にして元の姪の風貌に戻る。