夢か現実か謎の空中飛行幽体離脱のような怖い不思議な体験談

不思議な体験談

子供の頃から金縛り体質の私がある時金縛り中にあえてリラックスしたらどうなるだろう?と思い行った事に対する実体験です。今までの人生で一番不思議な体験及び恐ろし体験だったので夢であって欲しいと切に思います。

私が不思議な体験をしたのは17歳の夏です

学校は夏休み期間中で不規則な生活を繰り返し、朝寝て夜起きるという生活が続いていた時期でした。そんな昼夜逆転の生活で絶賛不健康ライフ満喫中の私に突如不思議な体験は何の前触れもなく訪れたのです。

その日は午前中から友人とサイクリングに行く用事があり前の日に夜中中起きていた私はサイクリングが終わるころにはそれはもうヘトヘトで眠い目を擦りながら夕方に帰宅しました。

一日中の汗をシャワーで洗い流し、母の作ってくれた冷やし中華を勢いよく掻き込み即座に我が愛しのベッドにダイブ!!寝付くのにそう時間がかかる事は無かったと思います。

久しぶりの適正時間からの睡眠で疲労と達成感で幸せそうにぐっすり眠っている私に不思議な体験は突如訪れたのです。金縛りの前兆(私個人の場合)の足元がソワソワしだし何とも言えない不気味な感触が身体を包み込み金縛りがスタート。

子供の頃から金縛りの常連さんの私は大変ビビりな性格もあり一度も目を開けようとした事が無くその日もジーっと目を閉じたまま時が過ぎるの待っていました。

いつもなら体感5分もしないうちに金縛りは解けその後はまたグッスリ眠れるのですがなんとその日は一向に金縛りが解ける気配がなく、しかも今までに無いような鐘の鳴る音や鳥が大量に飛び羽ばたく音が聞こえ底知れぬ恐怖を感じました。怖い怖いどうしよう・・・

そんな事を思っていても一向に解ける気配の無い金縛りに

最初の頃の恐怖心は無く徐々にイラついてきた私は何故か『このままリラックスして目を開けてみたらどうだろう?』という今までアンタッチャブルだった行動に打ってでました。

全身の力を抜いて目を開けて起き上がって見たら案外すんなり起き上がれたりして!そんな事思いながら恐怖心に勝った私の好奇心は身体に起き上がるよう指令を出したのです。すると・・・あれ、なんか景色がおかしい・・・?

私はこんなに背が高かったっけ?そんな風に思ったのは束の間足元を見ると目ガン開きにして不気味なまでに無表情でこちらの顔を見ている私がそこに居たのです。

あまりの恐怖心に玄関を飛び出ると何故かそこは家のベランダに・・・しかも勢い余って足を柵に強打しそのまま身を乗り出す形で放り出された私はどんどんお天道様に向かって飛んでいきました。

そこで目が覚めたのか意識が戻ったのかは分からないですが気が付いたら汗だくでベッドの上で我に返りました。夢か、夢で良かった・・・そう思い汗を流しにシャワーに向かい衣服を脱ぎ足元に目をやるとそこには・・・

ぶつけたようなおおきな痣が・・・あまりの恐怖に17歳にもなって半べそかきながら両親の部屋に駆け込んだ一夏の不思議で恐ろしくそして恥ずかしい体験です。