【感動心霊体験談】ずっと見守ってるよ 亡き祖父からの最期のメッセージ

感動する心霊体験談

去年の9月祖父が他界しました。
小さい頃から、忙しい両親に代わり私と兄の遊び相手をしてくれたのは祖父と祖母でした。

小さい頃に遠出をした記憶の中には全て、祖父母がいます。

祖父は、お散歩と温泉が大好きなパワフルな人でした。しかし、ここ数年は体調を崩してしまいホームでの生活が続いていました。
最期は、看取りの医療に入りました。

去年の夏、大人になってからは中々見にいくことがなくなっていた、恒例の花火大会に久しぶりに参加しました。十数年振りの、田舎での花火大会。小さい頃よく夏休みに祖父母と見に来ていた事を思い出しながら、あの頃とは違う気持ちで見た花火。
その1ヶ月後、離れて暮らす母から連絡が。

「じいじがもう危ないらしくて、危篤だから今週、来週には葬儀になるかもしれない。間に合わないかもしれないけど、次のお休みに会いに行こう」と言われました。

なんとか、持ち堪えてくれた祖父に週末に会いに行くと、息をするのも辛そうな姿。あんなに元気だった祖父がと驚きと同時に悲しくなり、涙が止まりませんでした。
目を開けてくれたけど、会話をする事も出来ない状態でした。

その次の日、祖父と喧嘩してずっと会って居なかった叔父さんが顔を出したそうです。
祖父は息子が来るのを待っていたかのように、その後息を引き取りました。
後日、お通夜葬儀で会社を休み祖父母の家に泊まった時に不思議な事が起こりました。

夜中に、トイレに起きた私は下の階のトイレに入ろうと思いトイレのドアに手をかけると閉まっているのです。

誰かが入って居るのか?と思いましたが、声をかけても返事がありません。何が起きているのかと思い2階のトイレへ。その後やはり気になり1階のトイレへ行きましたが、誰も居ません。その時、お風呂の方から物音が。
気になって行くとやはり誰も居ません。

そのまま眠りにつくと、夢に祖父が出てきました。
長く入院生活をしていた祖父が、自宅に戻り大好きなお風呂に入り、祖母が祖父の為にと改装した1階のトイレへ入り、リビングで孫たちと笑顔で話しながら父や母と大好きなお酒を飲みながら笑って、「細かい事は気にしないで、クヨクヨしないでテキトーでいいからー」と笑っていました。

祖父はよくジョークを言って場を盛り上げ笑わせてくれました。夢を通して笑顔で生きようって伝えてくれたのだと思いました。
最後に、大好きな家に帰って来てたんだな。と感じました。その日私は涙が止まりませんでした。

大好きな祖父にもう会えないと思うと、あの笑顔を見れないのかと思うと悲しくて仕方ありませんでした。
しかし、さすが祖父です。親族で集まり49日をした時、お坊さんのお経が、思ってもないラップ調だった事、お線香が足りなかった事に私たち親族は大笑いしました。
祖父らしいと思いました。

暗いのが、大嫌いだった祖父からみんな笑えーって言われてるみたいでした。
その後も私が落ち込んでいると、ちょくちょく夢に出て来てくれます。
これからもずっと祖父は側に居てくれてると思いました。