関東地方のある名瀑に行った時です
千葉県在住。Tさんの体験談。
勿論そこが自殺の名所でもあると知っていたので、出来るだけ近づかないようにしたんですが。ある一点を一歩越えてしまったので、その後いささか困ってしまって、申し訳ないけど鉢植えに引き取ってもらいました。
関東の名瀑と呼ばれる滝は幾つかありますが、一番大きく有名なと言えば大体どこかはお解りだと思います。修学旅行などでも行く場所ですが、実は自殺の名所でもあるのもまた有名な場所です。
友人とバスツアーでその辺りに行ったのですが、その滝も観光のルートに入ってはいたわけで、ちょっと行けないなと言う感じが強かったのでガイドさんに断って時間までフリーにさせてもらいました。
友人も付き合ってその辺りぶらついてくれてたんですが、この友人は若い頃は霊感の強い人ででも年を取るにしたがって鈍くなったそうなんですが、私の場合年を取るに従って強くなってしまったんです。
この時も何が視えたというわけではないのですが、拙いなと言う感じがありましたし、友人も止めた方がいいねと言ってくれたので別行動にしてもらったわけです。
で駐車場から別方向に歩き出そうとして、ちょっと境界線を踏み越えてしまったらしく、来ちゃったと言う感じが背中にしたのです。
そこから徒歩10分くらいのことろに聖域もあったのですが、そこまで行く時間の余裕もなく、困ったままで他の人たちと合流昼食のレストランへ行くことになりました。
そこに入った時に、入り口から観葉植物の鉢植えが並んでいたので、申し訳ないけどお願いしますと心に思いつつその鉢植えの木に軽くタッチさせてもらいました。
途端に背中が軽くなり、助かったという思いと鉢植えには申し訳なかったという思いが交錯しましたが、友人も木が持って行ってくれたみたいと言ってくれて、その後は楽しく旅行を終えられました。
でもあの背中の重みは、本当に怖いと言うかきつかったです。鉢植えに感謝したことは、言うまでもありません。
視えないけど感じると言うのは、ある意味見えるより問題かもしれませんね。