動物は霊が見えるというのは本当なのかもしれない不思議な話

不思議な体験談

きっかけは写真でした。知り合いと撮った写真が心霊写真っぽくなっていました。当日小学4年生頃ですごく華奢だった私の裾から出てきている右腕が異様なくらいに太く大きくなっていました。

一緒に写っている男性の手ではないか

もしくは角度的な問題で足が袖から出てるように見えて腕が太く見えるのではないか、色々な状況を考えてよく見て見ましたが、男性の手は確かにこれだというものがあり、自分の足もしっかり写っていてやはり腕だということになり不思議な気味の悪い写真になりました。

その写真を撮ってからから1週間も立たないぐらいの時です、うちで飼っていた猫を抱き上げた時必ず右肩の方に顔を向けるんです。初めは普通に勝手悪くなって左の方に移動させていたんですが、それでも必ず右肩にいく、猫や動物は霊が見えるというのを聞いていたので不安に思い母に告げると、調べてみるかということになり母が若い頃に教えて貰った方法で調べることになりました。

それはすごく簡単で、煙草の煙で調べるやり方です。無風の状態を作り、その場で煙を左右の方に吹きかけてもらい、煙が通過すれば何もいない、通過しなければ何かついている。というものでした。

私の場合兄が私の後ろに立ち、顔をセットして煙が届くか判断するやりかたをしたのですが、左は異常なく煙通過、右は何度吹きかけてもらっても兄まで煙が届かない。これは何かがいる。

ということになったのですが、それがわかった所で私たちには何もすることが出来ずそのままその日は眠りにつきました。

次の日になったら、私はそんなことがあったなんて忘れて友達といつもの様に私の家で遊んでいました。

ベランダに出て家族に聞かれたくない内緒話をしたり、おままごとをしたりと普通に。そして夕方になり友達が帰宅後、みんなで温泉に行こうということになり、よく行っていた温泉に行くことになりました。温泉に行き、そのまま外食をし、夜21時頃家に帰り着きました。

そしていつもの様に過ごしていたのですが母がある異変に気づいたのです。ベランダの窓が汚れている。よく見ると手型や足跡が上にも下にも沢山ついていました。それで最初に疑われたのは私です、ベランダで遊んでいたからです。その疑いは晴れることになります。

その手形や足跡は泥がついた手でさわったような感じでした。ですが私たちは泥や砂は触っていませんしベランダにもそんなものありません。それになんと言っても、その手形や足跡は明らかに赤ちゃんサイズの小さいものだったからです。しっかりした手型ですし足跡です。最悪足跡はどうにかしてつけることは出来るかもしれませんが、手形を付けるのは困難です、ましてや小学4年生の私たちには到底無理なことです。

そして、その手形や足跡は窓の上の方にもついていました、まずそこまで届きません。ということを必死に説明し、やっと理解してくれました。その頃には夜中の12時になるくらいになっていました。窓の掃除は明日にしてとりあえず今日は寝よう、ということになり、眠りにつきました。

そして次の日起きたら、誰も掃除をしていないのに昨日あったはずの窓の手型が消えていました。そしてもう一度私をタバコの煙で調べることにしました。すると不思議なことに右も左も普通に煙が通過したのです。でも何故か妙に納得もしました。母が、「もしかしたら窓から出ていったのかもしれないね」と言っていたからです。
それ以降、特に何も起こらず猫が変な動きをすることも無く、いつもの日常に戻っていきました。