前世の因縁を解決した母とその理由を見た私の不思議な体験談

不思議な体験談

ある時、母が車を運転していると横から飛び出してきた自転車に接触してしまった。自転車が倒れた程度で相手には怪我もなくお互いの不注意だったため、その場で解決した。その時車に同乗していた霊感のある方から「大難が小難になりましたね」と言われ、母は不思議に思った。

私が学生の頃に母が車を運転していると横から飛び出してきた自転車に接触してしまったことがあった。自転車が倒れた程度で相手の若めの男性には特に怪我もなかったため、お互いの不注意ということでその場で解決した。ところが、その時車に同乗していた霊感のある方から母は「大難が小難になりましたね」と言われたそうだ。

「事故や賠償にならなくて良かった」や「大事にならなくて良かった」なら理解できる発言であるが、「大難が小難に」というものは母にはよく分からなかったそうだ。

しかし、私は母の話を聞いて、そう言われた理由がわかってしまった。なぜならこの事が起こる数日前に、私は母が血まみれで倒れている夢を見てしまったからである。

つまり本当は母がやられる事故に合う側だったので、霊感者は「あなたがやられる側だったけれど、そのことが今の接触事故でなくなって良かった。やられる側ではなくなって良かった」という意味で発言したのである。

後日、私が話した事をそういった霊的なことに詳しい知人に母が聞いたところ「前世の因縁であの男性はあなた(母)を無意識に狙っていたが、今回の事故で現世で接触し、前世の歪んだ因縁がなくなった。

娘(私)がその理由を夢で見ていたのは、母を何とかして助けたいという思いが強かったからだろう。」と言われたそうだ。

私は非科学的なこともある程度は信じているが、体験したことがほとんどなかったので、母が血まみれになる夢なんて縁起が悪いと黙っていたが、私が夢を見て、その夢で母が言われた言葉の理由が分かったというのは不思議な体験だった。