怖話短編集

恐怖の心霊現象から感動して笑える心霊体験など今まで見たこともない不思議な怖い実話エピソードが満載

不思議な体験談

今でもたまに思い出す…夏の熱い夜の兵隊さん

8年くらい前の話です。親友と夜カラオケに行き、終電後の駅前を歩いていました。大きな駅なので終電後も人はいるのですが、なぜかその日は私たち以外に人はいなく、駅も靄がかかっていて不気味な雰囲気でした。

駅の近くの地下道に差し掛かった時、怖い話がとても嫌いな彼女が突然「話したい話があるんだけど」と言い、この話を始めました。

今でもたまに思い出す…夏の熱い夜の兵隊さんの画像

彼女の妹が仕事の帰りにバイクで走っていたら蹲っている男の人が…近くにきて見えた姿は兵隊の格好をした人でした。

びっくりして彼女の妹はバイクで転倒…幸い、大事には至りませんでした。と親友は真っ暗で薄気味悪い地下道で話してきたのです。その後、帰宅して朝方眠りに付きました。夏でしたが、寒気がして目を覚ますとベットのの足元に兵隊さんが立っていました。

私はびっくりして「ぎゃーーーーー」っと叫びました。すると、兵隊の格好をした人は足元からゆっくり消えていきました。

あまりにもはっきりと人の形、そして顔が見えたので侵入者かと思うくらい。一瞬なんだかわからず戸惑いましたが、眠気に負けてそのまま寝てしまいました。

翌日、家族に「叫んだ声聞こえた?」と聞きましたが、隣の部屋の家族は聞こえなかったそうです(ドアを開けていたので叫んだ声は聞こえるはずです)それから、一年くらいして私は一人暮らしを始めました。

心霊体験直後は色々な人に話をしていたのですが、一年も経つと忘れて一切することはなかったです。

心霊体験直後は色々な人に話をしていたの画像

一人で暮らしていたアパートである夏の暑い日夜遅くに突然ベットの位置を変えたくなり、配置替えをしました。窓側に頭、足元は繋がっているキッチンと玄関に向けていました。夏の暑い日なのに寒気がして寝れませんでした。

目を閉じ眠ろうと頑張っている時、何か人の気配がして目を開けると…ベッドの左側にあるクローゼットの前にあの時の兵隊さんが背を向けて立っていたのです。驚いて、声も出ませんでした。

ゆっくり振り返って私を見て消えていきました。何か私に話したかったのだろうか…わかりませんが、特に不幸な事は起きていないので怖くはなかったです。

今でも親友とこの話をしますが、お互い鮮明にあの日の地下道での出来事を覚えています。

彼女は未だにあの時なぜあの話をしたのか・したくなったのかわからないそうです。どうしても話さなきゃと思ったと言っています。それ以降は一切出ませんでしたが、たまに会いたくなります。霊感はありませんので、なぜ私だったのか…知りたいです。

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