子供の頃の夏の日に数珠を付けた青い腕を見た怖い話

恐怖の心霊体験談

まだ小学校の低学年ぐらい時に

茨城県在住。Aさんの体験談。

夜寝る前の歯磨きをしていた時の話です。母親と私と妹しか居なかったのですが私が歯磨きを終えて、洗面所の方に行くと妹がそこでまだ歯磨きをしていたのですが、風呂場のガラス戸から青白い手が出ていて妹の首まで伸びていてびっくりしたお話です。

まだ私が小学校の低学年の頃のお話です。ある夏の日の夜、その日もいつも通り私は母に言われて寝る前の準備をしていました。

私には年子の妹が1人いて、妹も同じく寝る前の歯ブラシをしていました。私はリビングで歯を磨いていて、妹は洗面所で歯ブラシをしていたと思います。

私は磨き終えたのでうがいをする為、洗面所に向かいました。
洗面所にはまだ妹がいて歯ブラシをしていました。が、妹を見て、風呂場を少し見て、私は次の瞬間叫びました。

「ママー!!」母「どうしたの?大きな声で?」

私はあまりの突然の出来事で後ろに飛んだように移動して、尻もちをついて、しばらく立ち上がれませんでした。妹はまだ「何?何?」は?って突っ立ったままです。

私は妹の所に頑張って向かって行きました。そして妹に「ここから手が出てるやん!!」と言いました。私が見たのは【青い両腕】でした。

その青い腕はお風呂場のガラス扉のガラスの部分から突き出ていて、妹のちょうど首の辺りを両手で挟むように伸びていました。その手にはなにやらブレスレットか数珠みたいな物が付いてました。

妹には見えてないみたいで、もちろん母にも見えてませんでした。私が泣きわめいていたらいつの間にか消えてましたが、妹は見えてないのに私が言った事が怖かったみたいで2人して恐怖で泣いてました。

母には凄く怒られましたが。今でも妹にその話をすると「ギャー言わないで!」と逃げられます。本当にびっくりしました。家はその後震災で建て直しました。