幼い時に見た未知との遭遇 空を飛ぶUFOのような未確認飛行物体

不思議な体験談

まだ私が5つぐらいの時でしたでしょうか。その日は家にいて、日中ゴロゴロと絨毯の上で横たわっていました。普通にいいお天気だったのを覚えています。行き交う雲を眺めながら、ぼーっとしていました。その雲の間から突然大きな物体が見えたのです。

この時は幼心にしっかりと焼き付いているせいか

幼稚園や保育園ぐらいの時の体験や想い出って時間が経つと結構自分なりに脚色したり、思い違いが添加されたりして本来体験した事実とは異なっていく時がありますがこの歳(40代)になりましても鮮明に覚えているのです。

私が子供の時って何もせずゴロゴロしたりして、ぼーっと空を眺めながら行き交う雲を目で追っていました。

雲って見ていると様々な形に変化したり、急に空一面雲で覆われたり、その隙間から青空が見えたりと、常に動いているのが分かります。地球の自転で動いているのか、はたまた上空には強風が吹き雲が流されているのか、そんなことは小さい時の自分には検討さえ付きませんでした。

そうやってゴロゴロしていますと

お日様が照って暖かいせいか、うつらうつらと眠たくなってしまうものです。雲が羊に見え、そのゆっくりとした動きも相まってか眠ってしまいました。本当にこういう眠たい時に眠るのは、最高に気持ちの良いものです。

結構眠っていたのかと思いますが、まだ時計の数字がはっきりと読めなかったため、詳しい時間は分かりませんがお昼は過ぎていました。空を見ながら眠っていた訳ですので、目が覚めた途端、、また空を無意識に見ていました。先ほどよりも曇ってきている感じで、青空は見えませんでした。

何も考えずしばらく見続けていると、雲の切れ目が出来ました。隙間から少し青空がのぞきます。その直後の事です。何やら黒いものが雲の隙間に見えました。「何だろう、あれは?」近くに誰もおらず一人で見ていたので、心の中でそう思いました。

しかしその黒い物体は何やら空を移動しているようで

しかも結構長いのです。雲が邪魔していて全体が見えていませんでしたが、少しずつ晴れまが広がり浮遊している物体がはっきりと目に飛び込んできました。

それはそれは細長くて巨大な物体だったのです。それが見え始めてから行き過ぎて見えなくなるまでの時間を考えますと、1分以上はあったと思います。長さにすると数百メートルはあったことでしょう。

形は飛行船に似ていましたが、漆黒で飛行船のような構造はしておらず、本当に巨大なラグビーボールをもっと細長くしたような形でした。その物体が過ぎ去った後は何もなかったかのように、、また同じ空の風景が広がっているだけでした。

すぐさま母親を見つけてこのことを話しましたが、当然信じてはくれませんでした。それから後、そのような物体は一度も見ておりませんが、今でも空を見上げるたびに私はそのことを思い出しているのです。