怖話短編集

恐怖の心霊現象から感動して笑える心霊体験など今まで見たこともない不思議な怖い実話エピソードが満載

不思議な体験談

悪霊に取りつかれる寸前3年前に亡くなった飼い犬に助けられました

私が中学生の時の体験です。その日はいつもと違って全く眠れず、時計の時刻は明け方の3時を過ぎておりました。4時に近づく頃だんだんとうとうと眠くなってきたのですが、突然耳鳴りがキーーンとなり始めました。

その当時はよく耳なりに悩まされていたので、いつものことかと思っていたのですが

悪霊に取りつかれる寸前3年前に亡くなった飼い犬に助けられましたの画像

耳鳴りはよくなるどころか強くなりとうとうテレビの砂嵐のようなザーーという音へと変わりました。

このとき何かおかしいと感じ起きようとしたのですが、体が全く動きません。耳鳴りと共に金縛りにあっていたのでした。どうしようともがくことすらできない中、突如右耳の横当たりから声がしだしたのです。

その声は人間のようでしたが、性別はわからずひたすらあ”あ”あ”あ”あ”あ”とガラガラ越えを出していました。よくホラー番組なんかに出てくるような感じの声です。私は体も動かず実際のホラー番組のような経験をしている状態にかなりの動揺を覚えました。

私の家は2面をお墓に囲まれており、窓を開けると家のどの位置からでも墓が見えます。その影響かは分かりませんが、よく廊下はばたばたと誰かが走っていることが多かったです。

またドアをずっとノックされ続けたり、と心霊現象のような事に囲まれた生活だったので不思議ではありませんでした。しかしここまで接近されたり、実害のようなものを与えられたのは初めてだったため、驚きとパニックで汗がとまりませんでした。

とうとう乗り移られたりしてしまうのではないだろうかと、変な心配をしながらもひたすら声と金縛りがなくならないかと頭でもがいていました。

とうとう乗り移られたりしてしまうの画像

そんなとき遠くのほうで何かの鳴き声がしました。その声はだんだん大きくなり、はっきりとワンワンと吠える犬の声が聞こえました。

犬の声が鮮明に聞こえるようになると目の前が真っ白になり、あたりに霧がかかったような景色が広がりました。遠くには川が流れておりその前に犬がいました。霧がかかっていてはっきりとしたシルエットを見ることはできませんでしたが、その犬が吠えている事は分かりました。

体格や鳴き声は私が小学生まで飼っていた犬にそっくりでした。

その犬は3年ほど前に息を引き取ってしまったのですが、もう一度その鳴き声が目の前で聞こえたのでとても驚きました。すぐに犬のシルエットと鳴き声は消えてしまいましたが、同時に金縛りと謎のガラガラ声も消えてなくなりました。

起き上がると大量の汗がでており、体中の水分が消えて喉がカラカラに渇いておりました。あのまま謎の声に襲われていたらどうなっていたのか分かりませんが、亡くなった犬に助けられたと大変感謝しております。

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