あれは、きっと「幽体離脱」だったのではないかと思います。だって目を開けたら天井スレスレで、しかも体に戻る時の感覚がしっかりあったのですから。「幽体離脱」という言葉はまだ理解できていない時でしたから、きっと夢を見ていたのだろうと当時はそう思っていましたし、特に気にすることも全くなかったです。
少しずつ成長するに辺り、心霊現象やらの特集をテレビで見た時、「あれは、私もした事ある!」
そう思い、あれは、「幽体離脱」だったのだと確信しました。
それから、不思議な夢を見るようになっていきました。
まずは、亡くなった母方のおばあちゃんの夢です。
おばあちゃんは、母が3歳の頃心臓発作で亡くなっていましたし、私は会ったことはありません。
顔は慰霊で見たことはあっても背丈は分かるはずもなく。
私の夢におばあちゃんが出てきてのは、こうでした。
私にやさしく話しかけてくるのです。会ったことは一度もありませんが、誰かという事はすぐに分かりました。
おばあちゃんは、何を言っているのかは、全く分かりませんでしたが、何か話かけてきてニコニコ笑っているのです。その事を母に話し、背丈はこれくらいで小さい人だったと話したら、母はとてもびっくりしていました。
だって背丈の話まではしてないのですから。髪はこんなんで、何か話してきたけど、分からなかったと….。
それから、今度は、姉と全く同じ夢を見たことがあります。
頭を合わせて寝ていたからかな?なんてその当時は思っていましたが、お互い夢の話を言うと全く同じ登場人物で夢が進んでいくのです。びっくりしたけど、子供がだったし、「すご~い!」くらいにしか思っていませんでした。
そして、何度かそんな夢を見ていては、すぐ忘れてしまうというくる返しで。
大人になると、お墓の夢を見たりよくしていました。
わたしは両親と離れ、家族を持っていますから実家のお墓までは管理していませんでしたから、分かるはずもなく。
ある時、お墓が物凄く荒れている夢を見たのです。
すぐ、実家に電話をして最近墓参りに行ったかと尋ねると、ここんとこ色々あって行けていないとの事でした。
そして、実際行ってみたら草が生い茂ってすごいことになってたと親に教えてくれてありがとう!と感謝されました。とても、不思議な夢ばかりです。
でも、こうして少しずつ役にたつとなんだかこんなのも嬉しいかな!と思うところです。予知夢って見ようとしてみるものではなく急にくるものだけど、不思議ですね。