意味怖 答え解説付「社長」「猟奇殺人者」「試験」

意味がわかると怖い話

意味がわかると怖い話の「社長」「猟奇殺人者」「試験」を紹介。2ちゃん発祥のクイズのような推理のような、怖いけどクセになる不思議で面白い意味怖を答え解説付でまとめました。サクっと読めるよう短編を中心に、少しでも怖さが和らぐように恐怖の意味怖を猫が、意味怖の解説(答え)を。

意味怖 答え解説付「社長」

前の会社で2億の機械を俺のミスでぶっ壊した時
社長はショックで声がでなくなりながらも振り絞るように
「君に怪我がなくてよかった。機械はまた買えばいい」と言ってくれた
その時、俺はこの社長に一生ついて行くと決意した

(『前の会社』
つまり、語り手はすでに会社を辞めている。
『その時』は一生ついて行くと決意しただけで、 その後何があり、会社を辞めることにしたのだろうか。

意味怖 答え解説付「猟奇殺人者」

A、B、Cの3人に猟奇殺人者からこう言われた。
「この中のだれかから右腕と左腕を1本ずつ差し出せ。さもなくば全員殺す。」
A「俺は絶対嫌だぞ!お前らがやれ。」
B「じゃあ僕が右腕を切る。」
C「私は左腕を切るわ。」
そして無事2人は生還し、1人は出血多量で死んだ。

(BがBの右腕を、CがCの左腕を切断したわけではない。
BがAの右腕を、CがAの左腕を切断した。
物語を読むと嫌がった一人がターゲットにされているような気がする。

意味怖 答え解説付「試験」

今日は大事な試験の日。
解答欄を間違えずに、ケアレスミスをしないように慎重に解いてゆく。
しかし俺は名前を記入し忘れていたのだ。
しまった!と気づいた時には手遅れでーー……という所で目が覚めた。
よかった、ちゃんと名前は記入してるじゃん。
チャイムがなったので答案を提出した。

(『目が覚めた』
つまり、夢を見ていた。
名前は記入してあるものの、
答案は白紙、もしくは解いている途中で寝てしまったのだろう。