怖話短編集

恐怖の心霊現象から感動して笑える心霊体験など今まで見たこともない不思議な怖い実話エピソードが満載

恐怖の心霊体験談

何かを探してさ迷っているハイヒールを履いてる人

今から四年ちょっと前の話です。当時私は妊娠中で出産予定日の二ヶ月ほど前でした。今私が住んでいるマンションは七階建てで自宅は二階。間取りは玄関を入ってすぐ右に六畳の一部屋、廊下を進んでドアを開けるとリビングダイニングと和室があります。

今のマンションに住み始めたのは八年前なのですが最初は主人と私の共通の友達と三人でシェアハウスのように住んでいて、友達は玄関を入ってすぐの部屋に住んでいました。

何かを探してさ迷っているハイヒールを履いてる人の画像

その部屋はマンションの通路にすぐ面している部屋なので誰かが通れば足音ですぐにわかります。

その友達も引っ越し、しばらくは荷物を置くだけの部屋だったのですが妊娠を機にその部屋を寝室として使い始めました。

始めのうち私は急に金縛りや突然のこむら返りするようになりましたが寒かったし(1月くらいだった)妊娠中の症状だろうと思い特に気にしていませんでした。金縛りに関しては霊感体質なのか眠りが浅いのか二、三ヶ月に一度は経験してました。

通路側で寝始めてから一週間くらいして、夜中になるとヒールを履いた人が家の前の通路を通るようになりました。今までは通路から一番離れた部屋で寝ていたので全く足音なんてしなかったので歩く音を聞いても、夜の仕事してるお姉さんかなんかが住んでて帰宅してきたのかな?くらいしにかおもっていませんでした。

二日に一回くらい二時~三時になると通路を歩くような足音がすると気付いてから、最初は家の前を通過していただけようでしたがだんだん、家の前を往復しているのうな足音になり、右から左、左から右と結構な早さでカツカツ歩いてる音に変わり慌てているような、何かを一生懸命探しているような感じがしました。

ただの私の推測なのですが…

ただの私の推測なのですが…の画像

二日続けて聞こえる日もあれば三日、四日空いてから聞こえる日もあり、私は毎晩今日は足音しませんように…と怯えながら寝ていましたが夜にちゃんと寝れないのもいい加減疲れてしまい結局元々寝ていた部屋で寝るように主人を説得しその部屋では寝ないようになりました。

その日からは金縛りもあまりならなくなり、無事出産を迎え毎日家事と育児に追われながら生活していたので足音のことなどすっかり忘れてました。

出産してから半年ほど経った頃夜子供を寝かせて私も眠りに落ちた頃急にきつめの金縛りにあいました。身体中がビリビリと痺れて耳鳴りがひどかったです。キィィインと耳鳴りがしてるなかいきなりハイヒールの音がしだしたのです。寝ている部屋からするはずのない通路を歩く音が聞こえ私はやり過ごすしかない…!早く消えて…!とただただ心のなかで祈るしかありませんでしたが、まさかのまさかハイヒールの人は部屋の中まで入ってきたのです。部屋のなかをカツカツ、カツカツとウロウロしてましたが私は怖いと思いつつハイヒールの人はきっと何か探し物してるんじゃないか?と何故か確信していました。あなたの探し物はここにはありません。私には何もできませんとひたすら心の中で念じていましたがいつの間にか眠ってしまいました。朝起きてもどこにも異常はなくその日以来ハイヒールの人は表れていません。

そんな話を昔一緒に同居してた友達の彼女と飲みに行ったときに酒の肴(悪趣味(笑))としてかいつまんで話していたら、「え…私もあの部屋で寝てたらその足音の何回か聞いた…」と泣き出し始めました。

私はもしかしたらただのリアルすぎた夢だったのかな?と思うようにしてたのですが、その言葉を聞いてからは夢だなんて思えなくなりました…
今現在も同じマンションに住んでいますがハイヒールの人はそれ以降現れていません。探し物ちゃんと見つかったのかな…

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