真夜中に窓の外から聞こえてくる恐怖の足音体験談

恐怖の心霊体験談

何年も前の話です。自宅の自分の部屋での体験です。夜中に寝ようと思い、布団に横になっているときです。窓の外から不思議な足音が聞こえてきて、金縛りにあってしましました。なんとか金縛りをとくことができて、それ以上の怖い思いは避けることが出来ました。

自分の部屋でのんびりゴロゴロしていました

もう何年も前のはなしです。
私がまだ20歳くらいの時の出来事です。
時間はもう夜中になっていました。
その日は自宅に居ました。

友達から電話があり、「今から遊びに行ってもいいか?」聞かれたので「もう遅いし、またこんどにしよぉ~!」と断りました。
しばらく会話を楽しみ、電話を切りました。
やることもなくなり暇になったので、そろそろ寝ようかなぁ~!と思い、布団に横になっていたときです!

窓の外から音が聞こえてきました。
「あれ?なんだろう??」と思いましたが・・・
その音は、足音に聞こえてきました!

「あぁぁー。ダメだって言ったのに~。勝手に友達押しかけて来ちゃったかなぁ~しかも玄関からじゃないのかよぉー。」
と思いました。
当時の私の部屋は1階にあり、布団の横の窓の外は砂利になっていて人が歩けるくらいのスペースがありました。

だんだん音が近づいて来るな~と思った瞬間です!!
私は金縛りにあってしまったのです!
生まれて初めての金縛りです!!
体を動かすことも出来ませんが、声を出すことも出来ません。
ですが、窓の外の足音はどんどん近づいてきます。

それだけではありません。
足音の数がどんどん増えていくのです。
窓のすぐ近くまで来た時には大勢の音です。
「ガシャン・・ガシャン・・ガシャン・・」
まるで鎧を着た人が歩いているような足音なのです!普通の人ではないとわかります。

「ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!」

金縛りにあった瞬間に、直感で絶対に目を開けてはダメだと思い目は閉じていました。
絶対に見ちゃダメだ!
パニックなはずなのに、なぜか冷静な部分もありました。
「ガシャン!・・ガシャン!!・・ガシャン!!!・・」

もう窓1枚隔てた向こうです!
どうにか金縛りをとかなくてはと思い、動かない体を動かそうと、出ない声を出そうと必死になりました。

「誰か・・!」
「お母さん・・!」
叫んでいるつもりでも、誰にも聞こえることはありません。
どれくらいの時間だったかわかりません。体が動いた!!
と思った瞬間金縛りがとけたのです!
それと同時に大勢の足音も消えました!

助かった・・と。
心の底から思いました・・。

直感で目を閉じていたおかげで怖いものを見ないで済みましたが、本当に怖くて怖くて恐怖でした。

今は引っ越していてその家には住んでいません。
それ以来、その足音を聞くことは一度もありません。
なぜあのような体験をしなければいけなかったのでしょう・・
もう2度とあのような体験はしたくありません。