中学時代に仲良くしていた友達に霊感がある事を知ってから、私の身におかしな現象が現れるようになりました。部活で体の一部が見えるようになったり。でもこの時は見間違いだと気にもしていなかったのですが。
ある日友達の家に遊びに行ってから金縛りにあうようになりました。
とても怖かったです。それが毎晩同じ時間に起きるようにとても恐怖を覚えました。一人で寝るのが怖くなりある日親に話して両親と同じ部屋で寝たのですが。やはり金縛りは同じ時刻に起こりそしてその日は窓の外にうつる女性を見てしまったのです。
でもお経をあげてもらいそれからは見ることはなくなりましたが。日が経つとまた金縛りが始まり、時には足を引っ張られたりしました。その友達とは高校生になると交流もなくなり、霊的現象も減ったのですが成人になった今でも時折、金縛りにあったりします。
そして嫌な気配を感じるようになりました。何か起きる前触れだったのでしょう。用事があって友達の知り合いの家に訪れた時、その場所にはもう居たくなくてたまらない思いにかられました。
そして日が経って知らされたのです。
その部屋で事件が起こりその部屋は空き部屋になりました。それ以来怖くてそこへは行けなくなりました。こんな体験を少なからず身にうけてきたある日。
今度は自分の兄にまで霊体験が起きるようになったのです。兄からの話では枕元に私の幼馴染の友達のおばあちゃんが現れ、金縛りにあったそうです。その話を幼馴染に話しました。
すると何日か前にそのおばあちゃんが他界したと言う話を聞きました。一人暮らしで音信が途絶えて心配になって家に訪れたら亡くなっていたそうです。きっとお兄ちゃんに何か伝えたくて枕元へ現れたのかもしれません。
こうした話を親戚の姉に話したところ、「霊感は移るんだよ。」と教えてくれました。その姉も霊感のある友達と付き合い始めたら霊を見るようになったそうですから。
もうあれから何十年も過ぎましたが
今でもたまに金縛りにあったり、悪寒を感じたりします。まあ、昔よりかなり無くなったので交流がなくなれば霊感も無くなってくると言うことでしょうか？霊的現象は実体験を得て私はかなり実証出来る話だと思います。
又霊感のある友人が出来たら、あの頃のような経験をするのかと思うとゾッとし体が震えます。もう二度と恐怖体験からは遠ざかりたいと思う今日このごろです。身が縮む本当に怖い恐怖体験でしたので。
