意味怖 答え解説付「焼ける匂い」「自転車のカゴ」「肝試し」

意味がわかると怖い話

意味がわかると怖い話の「焼ける匂い」「自転車のカゴ」「肝試し」を紹介。2ちゃん発祥のクイズのような推理のような、怖いけどクセになる不思議で面白い意味怖を答え解説付でまとめました。サクっと読めるよう短編を中心に、少しでも怖さが和らぐように恐怖の意味怖を猫が、意味怖の解説(答え)を犬が語ります。

意味怖 答え解説付「焼ける匂い」

今考えると不思議な話。
どう書いていいか説明が難しいが聞いてくれ。
わたしの地元の心霊スポットに今は使ってない廃トンネルがある。
二年くらい前に当時の彼女とそのトンネルに肝試しにいった時。
ガソリンの匂いがする!と彼女がとつぜん叫んだ。
さあ?気のせいじゃね?とわたしは誤魔化したが、確かに臭う!
なんつーか、ガソリンというよりも人肉の焼ける匂いって感じだ。
イヤな匂いだが、懐かしくも感じた。

(これは文の最初の一文字を縦読みしてみると、
『今どわ二ガさなイ』

『今度は逃がさない』
と読めるようになる。

意味怖 答え解説付「自転車のカゴ」

昔から霊感の強かった叔母は、その日もイヤなものに出会ったという。
前から自転車を一生懸命こいでるおばちゃんが目に入った。
坂道でもない平坦な道なのに、そのおばちゃんは汗をかきながら苦しそうに自転車をこいでいる。
はて?
そう思った叔母が遠目ながらその自転車のカゴを見ると、
なんと生首が乗っかっているではないか。
眼球が無くぽっかり空いた空洞が、そのおばちゃんをにらんでいた。
「あれはとんでもなく悪い霊だ、あの人に教えてあげなきゃ…。
でも、まともに相手してくれないだろうけど…。」
と、叔母はそのおばちゃんに話しかけようか迷っていたが、
やはりこのままでは良くないと伝える決意をした。
そして、いよいよそのおばちゃんとすれ違うとき。
「あの」
と言い掛けたその瞬間、おばちゃんがポツリと言った。
「知ってます」

(カゴに乗っている生首は本物の可能性が高い。

意味怖 答え解説付「肝試し」

ある日俺ら5人ほどで肝試しをしよう!って事になったんだ。
夜、皆集まったのを確認してから近所の廃墟に向かった。
しばらく探索したが一向にお化けが出てくるどころか怖い事が起こらない。
もう帰るか、ってなった時に急に友達の一人が叫びだした。
見ると、
「眼鏡ぇ、眼鏡ぇ」
と叫んでいた。
眼鏡ぐらいいいだろ。
どーせお前の伊達眼鏡なんだから・・・
とか思いながら、気味が悪かったのでみんな帰宅した。

(『眼鏡ぇ、眼鏡ぇ』
は実際は
『目がねぇ、目がねぇ』
ということ。