【恐怖の実話体験談】顔のない真っ黒い幽霊の「見つけた」の意味とは

恐怖の心霊体験談

高校3年生に時付き合っていた彼氏と電話をしていた時のことです。
いつもどちらかが寝てしまうまで電話をするのですが、その日は2人ともうとうとしていました。

瞬間、これは幽霊だ、と思いました。

ずっと電話をしているので、基本的には電気はつけっぱなしにしていました。
うとうとと寝かけていようとしていた時、いきなり金縛りにあいました。
初めてでとてもびっくりしました。

どうしていいか分からずとりあえず早く動けるようにならないと!と思い、ひたすらに体に力を入れていました。
でもなかなかとけず、それまで閉じていた目を開けようと決意しました。

もちろん電気はつけっぱなしにしていたので部屋は明るかったです。
そんな部屋に人型のただただ真っ黒い、顔もない人のようなものがいました。

ただ真っ黒いだけですから顔はないのですが、なぜか目線が合ったのが分かりました。
そも瞬間、その黒いやつが「見つけた…」つぶやいたのです。
全てに意味が分からずただひたすらに怖かったです。

それからすぐに金縛りはとけ、何事もなく終わりました。
それから私は高校を卒業し専門学校に行くため、大阪で一人暮らしを始めました。
閑静な住宅街で部屋も広く、とても住みやすかったです。

大阪に住み始めて半年がたったくらいのことです。

仕事が忙しかったこともあり、電気をつけたまま布団でうとうととしていました。
そんな時、また金縛りにあいました。
高校の時のことを思い出し、一瞬で恐怖が蘇ってきました。
天井を見てもないもない、辺りを見回したとき、ただただ真っ黒い足がみえました。

すごく怖かったです。
幸いすぐ金縛りは溶けました。
…でも、あの真っ黒い足はきっと高校の時のあいつだ、直感でそう思いました。
大阪までついてきた…。

とてつもな恐怖に襲われました。
見つけた、と言ったあいつの言葉が頭に浮かびました。
どういう理由や経緯があったのかはひとつも知りませんが、あの時あいつが言った言葉は聞き間違いでも夢でもない、本当に私の事を見つけたんだ…。
そう理解しました。

だから大阪まで付いてきた…。
それからは夜が怖く、決して電気を消すじょとはできず、テレビもつけ気をはぎらしながら生活をしていました。
それから少し歳月はたち、金縛りにあったことをすっかり忘れ、楽しい毎日を送っていたした。

ただ、気がつけば寝落ちをしていたので、相変わらず電気はつけっぱなしで寝ることが多かったです。
そんなある日、また金縛りにあいました。
まあの恐怖が蘇りました。
しかし、その日はすぐ金縛りがとけ、それ以来一度も金縛りにあってはいません。
あの出来事はなんだったのか、未だに分かりません。