【立ち入り禁止】深夜の山奥で体験した恐怖の話

恐怖の心霊体験談

男性がひとりで、真冬に雪山に登った時の話です。夜になり、何もない雪山テントを張り眠ろうとしたものの、女性の金切り声に目をさましてしまいます。声はテントにどんどん近づいてくるものの、彼はどうすることもできずにいると…

友人の知人が実際に体験した怖すぎる心霊体験です。ある冬に、彼はひとりで雪山に行ったそうです。彼は少し変わり者で、ほかのひとがやらないこと、行かない場所などに興味を持つタイプの人でした。その日彼は、日が暮れる頃に一部がスキー場になっている山に行きました。

係員のおじさんに「もう終わりですよ。リフトも止まりますから。この先に行っても何もないですし、早めに下山してくださいね」と声をかけられたそうです。

しかし、その忠告も無視して、彼はどんどん山を登り始めました。辺りには何もなく、すっかり日も暮れて真っ暗になってしまいました。とりあえずテントを張り、その日は寝ることに。

しかし彼がウトウトしかけた時に男女が山を登ってくる声がしたそうです。男の人の声と、女の人の声が断続的に聞こえていたのですが、突然男の人の声が途絶え、女性の声だけが聞こえてきました。しかし、どんどん近づいてくるその声は、「キャー!」という女性の金切声でした。

その声は徐々に近づいてきて、彼はどうすることもできずに怖くて目を閉じていたそうです。すると、テントのすぐそばまで声が近づいてきた時、突然あたりがシンと静まり返り、次の瞬間…人間の手がテントを揺さぶりながらテントの周りをグルグル回り始めました。彼はあまりの怖さにパニックになり、気を失ってしまったそうです。

翌朝、必死の思いで下山すると、昨日の係員がいました。「この山、何か出ます?」と聞いてみると、彼は何も答えてくれなかったそうです。