子供の頃のクリスマスの夜に起きた不思議な体験談の話

不思議な体験談

あれは、私が3~4歳ごろの出来事だったと思います。大人になった今でも、忘れておらずなんだったのだろうと今でもふと思います。これは私が初めて体験した不思議な出来事です。

20年ほど前の話です。貸家に住んでいたのですが

そんなに広いわけでもない平屋でした。その日はクリスマスで、サンタさんを見ようと思い起きていたのを覚えています。テレビのある部屋で当時起きていて、時間は0時を回る前で、かなりの夜更かしをしていました。

母親は早く寝ないとサンタさんは来ないよと言い、早く寝室に行きなさいといっていました。そんな時に不思議な体験が起きました。

テレビのある部屋の隣は、普通の部屋と、台所がありました。台所と、テレビのある部屋はすりガラスのドアで仕切られており、その当時は、ストーブもつけていたので閉め切っておりました。台所の横の部屋が寝室となっています。

寝ろといわれてもサンタさんを見たかったわけで、ボーっと台所とテレビのある部屋を仕切っているすりガラスのドアを眺めておりました。

なぜそこを見ていたかは覚えていないのですが、そのときでした。すりガラスの前に緑色の人の形をした物が立っていたのです。イメージとしては非常口にかかれているような人の感じで、緑色の人型をしていました。

その人型はいきなり現れ、直立の姿勢で立っているのがすりガラス越しでもはっきり分かりました。

子供ながらに、いきなりなんだろう。と思いその人型を眺めていました。時間の感覚で言えば、2~3分そこに立っています。母親に何でその時に、声をかけなかったのかと思うのですが、そんな余裕はなかったのかも知れません。

その人型は、無言でこっちを見ています。怖い。子供ながらにそう思い人型から少し目をそらした時でした。その人型が、寝室に向かって走るようなポーズを取っていました。

一瞬でそのポーズに変わっており怖くて目をそらし、もう一度見た時でした。その人型は、寝室のほうに走って行きました。

人間が走るような感じで、走っていきました。思い返すと身長は180cmない位の人型。無言ですりガラスの前に立ち、あの当時、子供の私に、何を語り掛けたかったのでしょうか?

その人型が走っていってからの記憶が見事にないのですが、なぜか人型が走り去っていくまでの記憶は鮮明に残っています。それ以来、そのような人型を引っ越すまでは見なかったのですが、とても不思議な体験でした。