早朝の病院の階段ですれ違う女性の不思議な話

不思議な体験談

これは私の友達から聞いた、友達のお父さんが体験した不思議な出来事です。私の高校生の時の友達に、れいなちゃん(仮名)という友達がいました。れいなちゃんのお父さんは、霊感があるというわけではないのですが、チャンネルが合ってしまうと霊が見えてしまう方のようで、学生の頃からたまにそういう経験をしていたそうです。

れいなちゃんのお父さんの今の職が何かは分からないのですが

その当時(不思議な体験をした頃)はクリーニング関連の仕事をしていたそうです。病院や飲食店の制服等を回収し、クリーニングするところまで運び、また病院にクリーニングの終わった制服等を持っていくのがれいなちゃんのお父さんの仕事だったそうです。

各病院や飲食店で回収の時間が決まっているのか、そこまで詳しくは分からないのですが、その日 れいなちゃんのお父さんは早朝にある病院へ回収へ向かったそうです。

いつものようにすれ違う看護師さんが「おはようございます」と、れいなちゃんのお父さんに挨拶をしてくれたそうです。

何度か転職をしてると言っていたので、その仕事を始めてからどれくらいなのかは分かりませんが、病院のスタッフの方々とはもう顔見知りでその日もすれ違う度に「いつもおつかれさまです」や「おはようございます」と声をかけてもらったそうです。

各階へ回収に行かなくちゃいけないようで、れいなちゃんのお父さんはそのフロアでの回収を終えて階段を使って上の階へ行ったそうです。

さっき病院のスタッフの方から声をかけてもらったと書きましたが

れいなちゃんのお父さんからも挨拶はもちろんするので、階段で看護師の方とすれ違う時に「おはようございます」と挨拶をしたそうです。ですが、れいなちゃんのお父さんは無視されてそのまま通過されたそうです。

その病院でそんなこと初めてだったので、今まで自分が会ったことの無い看護師の方で、挨拶とかされるのが嫌いなタイプの方なのかなと思って、少しの違和感を抱きつつもその時はあまり気にしなかったそうです。

また別の日にその病院へ回収へ行った時、またその看護師さんと階段ですれ違ったのです。また挨拶は無視、感じ悪いなと思って振り返るとその人はもういなくなってるのです。その時、れいなちゃんのお父さんは気づいたのです、あの時抱いた違和感の正体に。
その病院の看護師の方の服装はナースキャップはかぶってなくてパンツ系の白衣なのに、階段ですれ違った看護師はナースキャップをかぶりパンツ系ではなくスカートだったのです。しかもその白衣は少し黄ばんだような古い白衣だったという点も違和感を感じたポイントだったそうです。

それからその病院が少し怖く感じるようになりましたが、その日以来れいなちゃんのお父さんはその看護師とはすれ違うことはなくなったそうです。

階段は使わず、エレベーターを使うことにしたからあの階段ではすれ違わないだけで、今でもあの看護師はあの階段にいるのか、なぜあの階段にいるのかは謎のままです。