窓に浮かび上がる真っ白い「一本の足」を見た怖い話

不思議な体験談

小学校2年生の話です。

長野県在住。Uさんの体験談。

学校が終わり、友達と帰ってましたが忘れ物に気付き私だけ学校に戻りました。生徒が残っていてもいい時間でしたが、誰もいません。教室に向かうまでの廊下の窓に一本の足がありました。その場はすぐ通り過ぎましたが戻るときには何もなかったという話です。

小学校2年生の頃の体験談です。夏が終わり過ごしやすくなってきた頃です。いつものように友達複数と家に帰ろうとしていました。たまたまその日は習い事があり、ランドセルては、別のカバンを持っていました。

ちょうど校門を出た辺りで、カバンを忘れたことに気付き、私一人だけ教室に戻る事になりました。友達には先に帰宅してもらい、ちらほら生徒が残ってる学校に戻りました。

時間としては、16時過ぎくらいでした。ホームルームが終わり30分くらいしか経っていなかったと覚えております。同じ学年の生徒が残っていてもおかしくない時間なのに、その日は誰も残っていませんでした。

中央の階段を上がり、2階の教室まで向うのに1つ別の教室の前を通らなくてはいけません。

なんとなく、不気味な雰囲気を感じましたが、習い事に遅れることは出来ないので、急いで取りに行かなければならないが、、なんとなくこの雰囲気が嫌だなとも思いました。

自分の教室の1つ前の教室がやたら暗いことを遠目から確認しました。明らかに他の教室と違う状況でした。それは、西日が全く指していなく、その部屋だけが深い闇になっていました。

スクリーン観賞用のカーテンをかけているだけと思い、何も考えず、その真っ暗な教室の前に来ました。

教室の窓から、真っ白な一本の足が立っていました。そのまま10分くらい見ていましたが、動きもしなかったので、気にせず帰りました。

その後10年経ったくらいに、たまたま同級生に会いました。ふと思いだしその話をしたら、40年前開校当初に、細身の女性がその教室で倒れ、そのままお亡くなりになったそうです。

その人は片足を事故で失っていたそうで、なぜ足だけ残ってしまったのか、そのまま成仏せず学校までたどり着けたけど、本人がいなくなってしまい残ってしまったのかと思います。

それ以来、不思議な体験を10年に1回くらいしております。
もうそろそろ、そんな時期となります。