父方の祖母の告別式の朝に祖母の声で起こされた

不思議な体験談

私が小学校6年生の時の話です。

長崎県在住。Yさんの体験談。

その頃、私の従兄弟や祖父が立て続けに亡くなり今年は祖母が亡くなってしまいました。

実はその次の年に父がまだ40代の若さで事故で亡くなってしまうのですが、その頃の私は何も思わず過ごしていたのです。

祖母は体はすごく元気だったし病気もしていなかったのですが祖父がなくなった頃から痴呆が始まりまして独り暮らしはさせられなくなりました。

父の兄弟は8人もいたのですが皆、引き取ることは嫌がり結局五男の父が引き取りました。

私がおばあちゃんが好きで可哀想だから、うちで面倒みたい!

とせがんだのもそうなった事の一因です。うちは新築の一戸建てに引っ越したばかりで正直母は迷惑そうにしていたのを子供ながらに覚えています。

子供の私には面倒を看るという事の大変さを知らなかったから、そんな無責任な事が言えたのだなと今なら分かるのですがその時は、なんとかしてあげて!という一心でした。

私の願いが通り、おばあちゃんは家に来ることになりました。初めはホントに楽しかったのです。おばあちゃんもまだしっかりしていたし、排泄の世話をする母に感謝と申し訳なさをいつも言ってました。

初めから母の負担は相当な物だったと思うのですが私を可愛がってくれてたし後から聞いた話ですが金銭的に援助もしてもらっていたようです。

その事があり母も介護をギリギリになるまで頑張っていたのですが…

それも長くは続きませんでした。痴呆が進み一人で置いておけなくなり母が仕事を休んで1日付きっきりの生活になると今度は母が体力的にも精神的にも追い詰められ結局半年ほどで長男の家で看てもらうことになりうちから出て行くことになりました。

その時はボケて全くの別人になってしまった、おばあちゃんが嫌いになっていました。

出ていくとき安心しました。でもおばあちゃんはすごく寂しそうにしていました。でももうどうする事もできません。見送って忘れようと思いました。

それから3ヶ月後、おばあちゃんが死んだと聞かされました。凄くびっくりしました。ホントに元気だったからです。

力も強いし徘徊すると歩くのが早いので捕まえるのが大変な位だったのに…ホントに信じられませんでした。

死因は脱水だったと聞きました。やはり長男の家では大切にしてもらえなかったそうです。

ご飯も水分も充分与えられず閉じ込められたような生活をしていたらしいです。

私の家に帰りたいって言ってたと聞いてしまったら思い出して今も涙が止まりません。

そんなことがあり葬式のために長男の家に泊まって、こたつで親戚と雑魚寝をしていた朝です。

7時過ぎにおばあちゃんの声で目を覚ましたのです。○○ちゃん、朝やでー。起きよー。

パッと目が覚めて起きて用意やご飯を食べたのですが違和感があり、母に私を起こしたか聞いたのですが誰も起こしてないと言い、何より声がおばあちゃんこえだったのです。

当日は誰にも言えず、式が終わり家に帰ってから親に言ったのですが、聞き間違いやろと一蹴されてしまいました。

でも、もしかしたら1番可愛がってた私に会いに戻ったのかなー、とも言われました。

勿論後者であって欲しいですが、最後はあんな形で追い出してしまったのに声が優しいおばあちゃんで、何とも申し訳なく寂しかったことを凄く覚えていて後悔しかありません。

あんな亡くなり方でしたが成仏してほしかったです。今も泣きながら書いていますが許してくれたか今も気になります。

思い出したから暫く気になるのだと思いますが折角思い出したので余韻に浸ってみようと思います