私が今までにあった金縛りの中で一番怖くて驚いたものは私の枕元に髪の長い女の人が立っていた時でした。私は古いマンションに住んでいたのですが、そのマンションには霊感の強い人も住んでいました。その人が見た幽霊と私の金縛りで会った幽霊の特徴が似ていて驚いたお話です。
私自身はそんなに霊感が強い方ではないのですがたまに金縛りにあうことがあります
今までにあった金縛りの中で一番怖くて驚いたものを紹介したいと思います。私はマンションに住んでいます。そのマンションは古く、最近までエレベーターの閉まるボタンがないくらいでした。
また、そのマンションが建っているすぐ近くにお墓があり、マンションからお墓が見えるようなところです。私はその日学校に行って帰ってきてご飯を食べてお風呂を済ませ少し遅めの時間に布団に入りました。
寝始めはいつもと変わらず特に何もありませんでした。しかし途中で目が覚めました。意識はあるのに目が開けられません。私は思いました。これは金縛りっぽいなー。体が強張っているのか、全く動く気配がありません。
指を動かしてみようとしても力を入れているのに動かず口を開けてみようと思いっきり力を入れても歯ぎしりのように口が少し歪むだけでした。ここまでならたまにあるのですが、その時は違いました。
金縛りにあっていて私は目が開いていないんです
ですが、寝ている風景が見えるんです。なぜ目が開いていないのに見えるんだろう。すごく不思議でした。そしてその景色をよく見ると、足元に誰か立っているのです。
周りは静かで親も妹も寝ています。そんな状況が見える中、私の足元に人が立っていたのです。私はすごく驚きました。本当にこんなことあるんだと思いました。その人は髪の長い女の人でした。
服装は白い着物のようなものを着ていました。私は驚いたのと怖いのとでどうしたらいいかわからなくなりました。私の体は動かない、でも足元には知らない女の人が立っているのです。
怖くても目が開いているわけではないので閉じれるわけもなくパニックになりました。しかしその女の人が近づいてくるわけでもなかったので少し冷静になりました。
そしてうろ覚えのお経を唱えてみました
無我夢中でした。するとだんだん体に力が入るようになってきました。そしてやっと動けるようになり思わず目を開けました。そこには先ほどまでの光景があったのですが、女の人はいませんでした。
翌朝その話を家族にしました。するとこんな話が出てきました。マンションには霊感の強い人が住んでいたのですが、その人がたまに見かける幽霊が私の金縛りで会った幽霊の特徴とそっくりだったのです。
それにもまたとても驚きました。それ以来私の金縛りで会うことはなかったのですが、古いマンションなのでやはりいろんなものがいるんだなと実感しました。