恐怖の基地の見張り番!夜中に大勢の足音を聞いた海外の怖い体験談

恐怖の心霊体験談

外国人の友人の話です。20年前、彼の国には徴兵制があったようで、彼も基地で1年間過ごしました。ある夜、塔になっている見張り台で勤務をしていたら、どこからともなく足音が聞こえて来たのに、そこにはだれもいなかったそうです。

ヨーロッパに住む外国人の友人から聞いた話です。今から20年前、彼の国には徴兵制度があったため、20歳になったら指定された基地に行って、1年間そこで過ごさなければならなかったそうです。

彼は幸い、地元の基地に配属になったのですが、休みの日だからといって無断で外出してはならない、家族や友人とも自由に会うことはできない、という厳しい環境でした。

その基地では、順番で夜の見張り当番が回ってくるようになっていました。ある日、彼が夜の見張り番になった時のことです。深夜に塔になっている高い見張り台でうとうとしながらもどうにか監視をしていました。

するとどこからともなく大勢の足音が聞こえて来たのです。こんな夜中にまさか訓練なんてするわけがない、いったい誰の足音だ?と不思議に思って辺りを見回してみるも、人の姿はどこにもありません。

しかし、足音は聞こえてくるのです。真っ暗闇の中を電灯で照らしてみるも、やはり誰もいない。彼は恐怖に陥り、とにかく早く朝になることを祈って監視を務めました。

気づくと足音は聞こえなくなっていましたが、それでも恐怖を拭い去ることはできませんでした。翌朝、同じ基地の仲間にその話をすると、数人が「僕もその足音を聞いたことがある」と言っていました。結局その足音が何だったのかはわからず、いまだに真相は闇の中です。