思わず泣いてしまった恩師と偶然の再会をした不思議な体験談

不思議な体験談

今の職場で、以前販売の仕事をしていた時に、学生時代の恩師が偶然来店し、それをきっかけに一緒に呑みにいったりする仲になったが、私が内勤になり、先生が体調を崩して数年間疎遠になっていたが、たまたまヘルプで数時間店頭に立った時に先生が来て再会した。

私が体験した不思議な経験の話です。私は化粧品のメーカーに勤めています。
現在は、本社に勤務していますが、入社して数年間は店頭に立っていました。

その時に、偶然にも学生時代の恩師が来店し、私から声をかけて、卒業してから何年も経っていたこともあり、友人のように、一緒に呑みにいく仲になりました。

先生はLGBTの方で、とても繊細でした。再会した時は、18年間勤めた学校を退職し、色々な会社を転々としていました。

仕事のことや将来のことでいつも悩んでいて、学生時代の熱血先生とは別人のようになってしまっていて、ついに鬱病を患い、実家に帰ってしまいました。

私のほうも本社に異動になり先生とはなんとなく疎遠になってしまいました。そんなある日、店舗のスタッフがインフルエンザにかかってしまい、どうしても休憩を回すことができないという連絡があり、3時間だけ店頭に立つことになりました。

久しぶりのお店に立っていると、ウィンドウ越しに、懐かしい顔がお店の中を覗いていました。
なんと、疎遠になっていた先生だったのです。

先生も田舎に帰っていたけれど、少し前に再び上京して、偶然に会ったその日が新しい職業の初出勤日だったそうです。
驚きとともに涙が出そうになりました。

それから、先生とは何度かお会いしましたが、また体調を崩して田舎に帰ってしまいました。
またばったりとどこかで会うことを祈っています。