この話は私の釣り仲間の知人が経験した実話です、場所は東京都F市T川です。いつものように、休日にT川のお気に入りのポイントに釣りに行きました、すると釣りを通して顔馴染みになった知人が、既に釣りを始めていました。
T川に到着して釣りを始めてから3時間位でしょうか、私は少し一服しようかな!と思い竿を置き腰を下ろしました。
私は缶コーヒーを飲みながら他の釣り人の釣りを眺めながら休憩していました。
すると釣り仲間の知人が、お疲れさま!どう?釣れた?と、いつものように話かけてきました(笑)。
そんなこんなで一緒に一服しながら会話をしていました。すると彼が思い出したかのように、こう切り出しました。そういえばさぁ~!先週死体釣っちゃったんだよぉ~!!と。私は魚の?と彼に聞くと、イヤ違うよ!人だよ!人!!と言うのです。
ウソでしょ!?と私が言うと彼が写真見る?と言うのです。私は話だけでは信じられない性格なもんで(笑)。
恐る恐る‥見ると彼に伝えました。するとご丁寧に自撮りした彼と川岸に浮いた遺体がスマホに写っていました。(内心この人変態だと人間性を疑いました‥)私は直視出来ず、直ぐに目を背けましたが間違いなくブクブクに膨れた遺体でした。
彼にどのように釣っちゃったのか聞いた所、普通にキャストしてリールで糸の弛みを取ったら何かに引っ掛かったから
彼にどのように釣っちゃったのか聞いた所根掛かってしまったと思い外そうとしたら、引っ掛かってるモノが動くのでゆっくりとリールを巻いて岸まで寄せたらしいです。足元近くに来てようやく死体と気づいたらしいです。
彼は遺体に触りたくないから、針を遺体の衣服から針を外さす岸に寄せたまま110番をして警察の到着を待ったそうです。
途中省略しますが、後に警察から彼に遺体の遺族がお礼を伝えたいという連絡があり、彼は最寄りの警察署に出向くと、遺体の遺族の方は彼に頭を下げ、ありがとうございましたと言われたそうです。
警察の調べによると、事件自殺ではなく事故だったそうです。夜に小魚を捕るために仕掛けをしている最中に、何らかの原因で流され溺死しただそうです。ちなみに、遺族は朝目が覚めても帰ってないご主人を心配して捜索願いを出していたそうです。
流されて私の知人が発見するまでに6日経っていたそうです。とにかく、発見されて良かったです。ご遺族の気持ちを考えると、たまらない気持ちになります。心よりご冥福をお祈り申し上げます。最後に、皆さんも川、海、湖等での水遊びは注意して遊びましょうね!それでは。