私の守護霊が亡くなった祖父と全く同じだった不思議な話

不思議な体験談

私が中学生の時のお話です。霊感がとても強い後輩が同じ部活内におり私の守護霊まで霊視してくれたのですが、その特徴が驚く事に父方の祖父と全く同じでした。もちろんその子は祖父の事は知りませんので、とても不思議な体験でした。

私が中学生だった時に体験した不思議なお話です

私は吹奏楽部に所属していたのですが、違う楽器のパートの後輩に霊感がすごく強い女の子がいました。
その子は色んな霊が見えるという事で、普通の霊から守護霊まで見えるとの事でした。

私は興味本位でその子に「ねぇ!私の守護霊も見える?」と聞いてみると、「はい、もちろん。ずっと優しそうな方がついてくれていますよ。」との事でした。

「えっどんな人がついてるの?」と私は興味本位でまた聞き返しました。
するとその特徴が不思議な事にある人物と全く同じだったのです。

そのある人とは父方の祖父でした。
父方の祖父も祖母も父が小さい時に亡くなっていて、私は写真でしかおじいちゃんを見た事はありませんでした。
ですが父がずっと部屋におじいちゃんの写真を飾っていたのでその顔ははっきり覚えていました。

とても特徴のある顔で父に少し似ており、歯がほとんどありませんでした。そして目は片目しか見えなかったそうです。

その子はそのおじいちゃんの特徴を細かく次々に当ててきて、私は思わず鳥肌が立ちました。
片目が見えない事や髪型、歯がほとんどない事まで全てぴったりとおじいちゃんの容姿に当てはまったのです。

その瞬間私は、お父さんの方のおじいちゃんだ!と強く確信したのを覚えています。

実は私の父は私が小学生の時に母と離婚し、当分は近くに住んでいたのですがいつからか音信不通になりもう何年も会っていない状態でした。
父の事は離婚する前は正直嫌いでした。

ですが離婚してからは人が変わったかのように優しくなり

お酒も辞めてとても優しい父に変わってくれたので大好きになりました。ですが、色々事情があり住んでいる家を追い出され、連絡もつかなくなってしまいそれからはパッタリと会う事はなくなりました。

そんな状況の中、父方のおじいちゃんは私の事をずっと見守ってくれているんだと思うととても不思議で複雑な気持ちになりました。

その時毎日の生活に追われ父の事は少し忘れかけていたのですが、その事で父の事をはっきりと思い出し、父に無性に会いたくなりました。
おじいちゃんがまるで私と父の事を繋ぎとめてくれているような、そんな気持ちにさえなりました。

会った事は一度もないのに、私にずっとついていてくれるんだ。とそんな優しいおじいちゃんにも会いたくなりました。
それと同時に離婚してしまった今おじいちゃんはどんな気持ちで私についてくれているのだろうと考えるととても胸が苦しくなりました。

それから10年経った今でもふとこの事を思い出しては胸が温かくなります。

おじいちゃんがまだ私についてくれているのかどうかはわかりませんが、たまに父に無性に会いたくなるときがあり、おじいちゃんが思い出させてくれているのかな?と思う事がよくあります。

あの時ぴたりとおじいちゃんの特徴を言い当てた後輩の霊感は今思い返してもすごいなと感じるとても不思議なお話でした。