有名な京都の古いトンネルの心霊スポットでの恐怖の体験談

恐怖の心霊体験談

大学の仲間と京都の有名な心霊スポットへ。そこは古いトンネルで、女性の霊が出ると有名だった。面白半分で仲間5人で心霊スポットへ向かった。トンネルの真ん中で停まると、運転手の様子がおかしくなる。仲間がなんとか抑えたが、運転手はそのときの記憶がないと言う。

昨年の夏休みに大学の仲間5人で京都の有名な心霊スポットへ向かった。
全員「心霊スポット」は初めてで、霊感を持つものもおらず、正直半信半疑、おふざけで心霊スポットへ向かった。

その心霊スポットは古いトンネルで、女性の霊が出ると有名だった。過去に事故で亡くなった女性の亡霊らしい。

トンネルに到着。確かに薄気味悪いが、普通の古びたトンネルとも言えなくもない。
少し肌寒い。
トンネルに進む。

霧が濃く、ライトをつけても前方5メートルも見えない。
トンネルの真ん中で停まり、噂通りの行動をとる。
その行動とは、ライトを消し、クラクションを三回鳴らす、というもの。

「プーーーー」

「プーーーー」

「プーーーー」

ドン!!!三回目のクラクションを鳴らした瞬間、運転手が暴れだし窓を殴った。
はじめは、仲間は運転手がふざけていると思ったのだが、いや、これはおかしい。

エンジンを切り、鍵を抜こうとしている。
激しく呼吸をしており、視線も定まっていない。
頭でフロントガラスに頭突きをする。

これは、やばい。全員がそう思い始め、仲間が運転手が暴れるのを押さえようとする。
しかしものすごい力で止まらない。

助手席の人間が全力で殴って、運転手は気を失ってなんとか収まった。
運転手はそのときの記憶がないと言う。