私の先輩が有名な廃病院に行った時に、撮っていたビデオに謎の音声がずっと入っていました。私も実際にビデオを確認したのですが、本当に怒りの音声が入っていました。その後何人かは不幸に見舞われてしまったので、声による警告はとても危険なものだという事が言えます。
学生時代、私が仲良くしてもらっていた先輩グループが体験した事です。そのグループは男8人程だったのですが、とにかく心霊スポットに行く事にハマっている時期がありました。少し行きすぎている部分があって、心霊スポットに行ったときには必ずビデオカメラを回して、それを帰ってから見返して楽しんでいるようでした。
その後、地元でも有名な廃病院に行ったときに事件は起こりました。その時もビデオカメラを回しながら廃病院の中をうろうろし、特に何もなく帰ってきたそうなのですが、帰って来てビデオを見返した時に背筋が凍ったそうです。
ビデオには感情が無い様なそれでいて怒っている様な男性の声がずっと聞こえていました。「しねしねしねしね、、、」と言ったり、「このような事をしていると、、、(聞き取り辛い)、、殺してやる、、」の様な声が最初から最後まで収録されています。私はその場にいなかったのですが、後日このビデオを見せてもらい、本当に声が入っている事を確認しました。
先輩達は何かの情報で声による警告は危ないと知っていた様で、お互いの安否確認をしていたそうですが、このせいなのか違うのか、事故にあったり親戚に不幸があったりといった事が続いたようです。勿論全員では無く霊のせいだという確証も無かった先輩たちは、懲りずに後日また行ったそうです。
心霊スポットに行く方は、充分に気を付けて霊を怒らせない様にしましょう。もちろん行かない事が一番です。