バイク好きだった私がバイクにまつわる心霊恐怖体験をした話

恐怖の心霊体験談

17歳だった私が念願だったバイクの購入と共に初めて霊体験をした話です。バイクの後ろに彼女を乗せて走るのが大好きだった私は彼女と2人で不思議な体験をします。私には見えるはずのないバイクが見えてしまいます。

私は現在37歳になる男性です。私の心霊体験はもう20年ほど前の話になります。私が17歳の頃でした。当時バイクの中型免許を取り立てでバイクが欲しくて必死にガソリンスタンドでアルバイトをしてお金を貯めていました。
ある日スタンドの先輩から中古のバイクを安くで買わないか?と言われて、とりあえず先輩とバイクを見に行く事にしました。

閑静な住宅街の大きな家のガレージにそのバイクは置いてありました。私が欲しいと思っていたバイクだったので迷わず買う事にしました。値段は破格の5万円で購入しました。
バイクが来てすぐに私は嬉しくなり彼女を乗せて意味もなく色々な所を走っていました。

バイクを購入して1カ月が経った頃、いつものように彼女を後ろに乗せて家まで送ろうと走っていたのですが、夜中の1時くらいでした。私の前に私と同じバイクが走っていました。

私はなんとなく前のバイクのテールランプを見ながら走っていたのですが、急に後ろに乗る彼女が「危ない!」と叫んだのです。すると目の前に突如ガードレールが現れ、私はなんとか急ブレーキでしのぐ事が出来ました。

私は前に走っていたバイクについて行っていたので、彼女に前のバイクは?と聞くと、そんなバイクは走っていないと言われました。
後になって分かった話ですが、そのバイクの元の持ち主は事故で亡くなっており奇跡的にバイクは軽傷で、それを家族が手放したかったようです。
その事故が起きたのが夜中の1時頃だったらしいです。