座敷わらし?新築一戸建てで度々起こる恐怖の怪奇現象体験談

恐怖の心霊体験談

新築一戸建てに心躍らせていた私たち家族でしたが、時々起こる怪奇現象に、日々驚きながら生活しています。身内や自分たちに悪い事が起こることも特にないので「もしや座敷わらし?」と、なるべくポジティブにとらえるようにしています。

結婚して子供が生まれたのをきっかけに

私たち夫婦は埼玉県の某所に、建売住宅を購入しました。
その家は地下にホームシアター室と、屋根裏に書斎、バーベキューができるほどの広さのあるバルコニーがあったりと、とても素敵な物件でした。

迷わず購入を決め、その1カ月後に引っ越しました。
住み始めてからしばらくして、おかしな事が起こり始めました。
その日、子供を保育園に送ってから家じゅうの電気と戸締りを確認して、私は仕事に出かけたはずでした。
ところが、帰宅するとリビングの電気がついているのです。

「あれ?」

その時は単に私の勘違いでつけっぱなしで出かけてしまったんだと思うようにし、気にもとめていませんでした。
それからしばらくして仕事から帰宅すると、今度はクローゼットの電気がついていたのです。

「おかしいな・・・」

確かに消したはずでした。
そんな事が数回起こったある日、子供とお風呂に入っていると、誰もいないはずの2階から足音のような音がするのです。

主人が帰ってきたのだと思い、お風呂のドアを開けて呼んでみましたが返事がありません。
少しゾッとしましたが、私の空耳だったのかも…と思うことにしました。
引っ越してから初めての冬を迎え、夫婦でキッチンに立っていたときでした。

2階から「ドンっ」と大きな音が聞こえたのです

その時は私だけではなく、主人もはっきりとその音を聞いていました。
思わず顔を見合わせ、2階で何か物が落ちたか倒れたのかもしれないと思い、夫婦で確認しに行きました。

ところが、何も落ちていないし倒れていませんでした。
また別の日には主人がシャワーを浴びていたところ、誰もいじっていないのに急にお風呂がお湯を溜め始めたのです。
主人が驚いて「キッチンの風呂沸かしのボタン押した?」と聞いてきましたが、私は娘の髪の毛を乾かしていたので全くもってボタンをいじれる状況でははありませんでした。

そんな事が3カ月に1回程のペースで起こっていたある日、3歳の娘がテレビの横を指さしながらここに女の子がいると言うのです。
あんまりにもはっきりと言うので

「本当に?」と聞き返すと、「ここ」とまた指を指しました。

怖くなった私はすぐに二階にいた主人を呼び事情を話しましたが、私たちにはどうすることもできませんでした。

特になにか不幸が起こるわけでもないので、お祓いなどはしてもらっていません。また、戸建てのため引っ越すこともできず、現在もこの家で暮らしています。