私は小さな頃、曽祖母が大好きでした。不器用ながらにいつも大事にしてくれました。小学生5年生の時に他界しました。時折、曽祖母の香りがフワっと漂ってきたり、夢に出てきたりします。曽祖母が亡くなって20年。今でも曽祖母が大好きです。
母が仕事中いつも祖母の家で仕事が終わるのを待っていました。でも祖母も働いていて、私は曽祖母と一緒に過ごしていました。不器用ながら、いつも私のことを大事にしてくれました。
雷が嫌いな私と曽祖母は、雷が鳴ると一緒に布団の中に潜り込んで、雷が鳴り止むまで過ごしていました。
私のためにココアを作ってくれたり、お菓子を持ってきてくれたり、高齢なのに色んなことをしてくれました。小学生高学年になった頃から自宅で母の帰りを待つようになりました。
するとなかなか祖母の家に行かなくなり、曽祖母と会うことも少なくなりました。そして5年生の時に曽祖母は他界しました。もっと会いに行けば良かったと後悔しました。
でも曽祖母はいつも私のそばにいます。何か思い悩むことがあると、フワっと曽祖母の香りがしてきたり、曽祖母が夢に出てきたりします。
亡くなって20年近いですが最近も曽祖母を身近に感じました。3人目の子どもが産まれ、毎日育児と家事に追われる日々。
忙しくて気持ちに余裕がなく、ついイライラしていました。すると風が吹いたわけでもないのに飾っていた曽祖母との写真たてが倒れたのです。偶然かもしれませんが、私には曽祖母が見守ってくれていると感じられる出来事でした。