遡ること25年前に、家族と畳部屋に寝ていました。夜中目がさめると、ドクタースランプのアラレちゃんと、がんちゃんが覗いていました。アニメキャラでほっこりした話かと思われますが当時5歳の僕は、思わず寝たまま膝をたてて、アラレちゃんが見えないように体制を整えました。
あれは遡ること25年前の当時5歳の僕は夜なかなか寝付けない時期を過ごしていたことがありました。ふと夜中に目が覚め、また、目が覚めたか。みんな寝てるかなと周りを見渡すと、ふすまからアラレちゃんとがんちゃんが覗いていました!
しかもちゃんとカラーで出てきました。思わず僕はびっくりして膝を立てて、ふすまが見えないように体制を整えました。
1分くらいたったことでしょうか。いなくなったかなとふすまを覗こうとした瞬間、横になり立てていた膝にアラレちゃんとがんちゃんが膝の上に、よしかかり僕を覗いてきたんです!
きゃー!こわーいとなり、布団の中に隠れました。30分くらいは経過したと思います。
家族を起こそうかただ、声を出したら何か怖いことがあるのではないかと不安に駆られてた記憶があります。
そのまま布団の中で寝てしまいました。朝起きると、いつも通りの朝でした。隣の布団では兄貴が寝ていて、安心しました。
ただ、極寒の北海道に住んでいて寝るときは必ずしめるふすまが、少し空いていました。
あれ?昨日閉めたよな?兄貴が夜中起きたのかなと思い聞いてみると、俺は夜中起きてないよ。お前より寝たの遅いしちゃんと閉めて寝たよと。
今でもアラレちゃんを見るたびに思い出します。