意味がわかると怖い話の「山小屋の老婆」「朝の出来事」「完全に密閉された部屋」を紹介。2ちゃん発祥のクイズのような推理のような、怖いけどクセになる不思議で面白い意味怖を答え解説付でまとめました。サクっと読めるよう短編を中心に、少しでも怖さが和らぐように恐怖の意味怖を猫が、意味怖の解説(答え)を。
意味怖 答え解説付「山小屋の老婆」
山で迷って、歩いている中、山小屋を見つけた。
実は行方不明になった子供たちを捜して山で迷ってしまったのだが・・。
小屋にはひとりの老婆が住んでおり「年なのでもう何年も小屋から出ていない」という。
老婆は気前良く肉が入ったスープを振舞ってくれたが、食べる前に手を止めた。
そして、隠し持っていたナイフでいきなり老婆を刺した。
後に彼の行動が正しかったことが明らかになった。
(この肉は 「行方不明になった子供たち」 なのであろう…。
意味怖 答え解説付「朝の出来事」
「どれだけ生きていたいか、好きなように言ってみなさい」
低く響き渡る神々しい声で問いかけられた。
100年か?いっそのこと永遠か?
しかしいきなり聞かれても困ってしまう…
「さっさと起きて、ごはん食べに来なさい!」
母親の声に起こされた。やっぱりあれは夢だったのか。
「あと10分だけ…」
剥ぎ取られかけた布団を引きずり戻す。
「そうか。分かった」
それは明らかに母のものではない声だった。
(この神々しい声が、 実際に生きる期間を決められるのであれば、 語り手は10分後に死んでしまう。
意味怖 答え解説付「完全に密閉された部屋」
完全に密閉された部屋の中で一ヶ月生活できたら300万というゲームに参加した。
事前に持ち物を用意出来るっていうんで、
大量の水と携帯食糧、ライトに電池、携帯ゲームに漫画と
持てる限りの荷物で挑んだ。
ゲームの主催者が「本当にその装備で大丈夫か?」と念を押す。
「ああ、問題ない」
答えるとゆっくりと扉が閉められた。
一筋の光もない。音もない。シーンと静まり返っている。
しかし、携帯ゲーム機もあるし、
ライトの明かりじゃちょっと暗くて読みにくいけど漫画もある。
食料だって沢山ある。
トイレは、まあ多少きたないけどその辺ですればいい。
一ヶ月耐えれば、300万だ。
僕は、少し眠くなったので、とりあえず眠ることにした。
(1ヶ月も空気が持たず、 窒息死してしまう。