日本怖話

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不思議な体験談

私にしか見えない八百屋近くの謎の立て看板を目撃した不思議な体験談

小学生の頃親と一緒に八百屋に買い物にいった。私は待ってる間前の空き地にある看板を一生懸命見ようとしていた。自分は背が小さく正確になにが書いてるかわからないが、この看板に気づいているのは自分だけの様だった。

子供のころ母に連れられて近所の八百屋まで行った。母が買い物しているあいだ暇なので八百屋の前にある空き地で待ってたんだけど不思議な立て看板がたってた。
そんなものはいつもはないんだよ、その日だけ立ってたの。で、子供だから背が低いし、看板高い位置にあるし、夕方になりかけで薄暗いし、字も難しくてよく読めないんだけど昔風の不思議な印刷物で浮世絵みたいのが書いてあって不思議な文字(相撲とか歌舞伎の文字みたいな江戸文字っての?)でここでたぬきに化かされると魂抜かれるから要注意、とかそんなことが書いてあるっぽいのだけど字が難しいのでよくわからない。

八百屋の前には大勢人がいるんだけど、その立て看板を見てるのは私ひとりなんだよ。

一所懸命読もうと背伸びするんだけどだんだん暗くなってきて益々読めないんだよ。
そのうち母が買い物終えたので一緒に帰った。
道々「あの変な看板なんてかいてあったの?」と聞いたら「そんなのあった?」私にはなかったように思えたけどどうしたの?大丈夫?と。

数年前に母にこの話したら「八百屋の前に空き地なんてなかったよ」
そんな母は2年前、病気で記憶をなくしてしまったので、
今はもう確かめようもないのだけどね。

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