子供の頃に飼っていたニワトリが亡くなった話

不思議な体験談

私は今でこそ都会に移り住んでいるが子供の頃は野山に囲まれたのどかな片田舎に住んでいました。

父の趣味でニワトリのどかな小屋を作り母の趣味でニワトリを飼い始め雄雌2羽のニワトリもいつの間にか10羽ほどまで増え世話をするのも大変になってきました。

ニワトリも数が増えるといじめられる者が出て来てくるみたいで1羽鶏冠の曲がった真っ白の雄のニワトリがターゲットになっいました。私は子供心にかわいそうと思い入れ学校から帰るとすぐにニワトリ小屋に行きその鶏冠の曲がった雄のニワトリがいじられないよう見張っていました。

そんな生活を送るうちにいつの間にか鶏冠の曲がった雄のニワトリは私が家に帰ると私を待っていたかのように近くに寄ってくるようになりました。またいつの間にいじめられることもなくなり平和なニワトリライフを送るようになりました。

しかししばらくたったころに野性動物に襲われて10羽いたニワトリのうち3羽ほど殺されてしまいました。幸い鶏冠の曲がったニワトリは殺されず助かりましたがつらい思いをしました。おそらく原因は手作りであった小屋に隙間がありそこから野性動物が侵入しおそったものだと思われます。とても酷いもので頭の部分だけ食べられており鶏冠の曲がった白いニワトリも返り血を浴び真っ赤なニワトリになっていました。

それから父と一緒にニワトリ小屋の補強作業を行いまた被害が出ることもなくなりました。

そしてまたしばらく経ち私は塾に通うことになりニワトリ達とのふれあいが少なくなっていきました。そして世話は母がする事が増えし餌やりとたまの小屋掃除だけだったみたいです。そして私もいつの間にか塾と学校の友達と遊ぶ時間が増えニワトリ達と距離が次第に開いて行きました。

そんなある日また1羽野性動物に襲われる被害あり同じように頭のだけが食べられる酷い死に方をしていました。また父と一緒に小屋の隙間などを探し(結局隙間などはなかったが・・・)小屋の補強を行いました。

ただその時の被害も鶏冠の曲がったニワトリは無事であり以前と同じ用に真っ赤な返り血を浴びていました。私はそのニワトリの姿が怖いと言うより何故か寂しいと言う感情を感じ取りました。塾に通い友達と良く遊ぶ生活は相も変わらずでしたが少しでもニワトリ達の世話を出来るように時間も作っていました。

そしてまた少し時間が流れ台風の季節になりちょうどこの年最大の台風通過する日の夜でした。台風が来る前に
ニワトリ達の小屋をまた父と補強し素人ながら備えて安心して部屋のベットで寝ていました。

が深夜雷と風の音が大きく起きてしまったお時に私は確かに自分の部屋にあの鶏冠の曲がった白いニワトリがいたのを見ました。

不思議と怖く無かったものの父の部屋に行きニワトリ小屋に行こうとせがみましたが外は台風で危ないからダメだと言われ翌朝まで眠れないまま過ごしました。

翌朝には台風か過ぎ去りすぐに父と小屋を見に行ったのですが風でドアが壊れており少し隙間ができていました。嫌な予感がし小屋の中を見てみるとまた1羽、テンにニワトリが殺されていました。ここでなぜ私が今まで野性動物と言う表現をしていたかと言うと今までどんな動物に殺されたかがわからなかったからです。しかし今回は小屋の中に犯人がいたからです。両目がつつかれて今にも絶命しそうな状態のものでしたが・・・

今回襲われたニワトリはあの鶏冠の曲がった白いニワトリでした。最後に私の前に姿を表したのは私の助けを求めたのかそれとも最後の挨拶に来てくれたのかわかりません・・・

ですが私が鶏冠の曲がった白いニワトリをいじめから助けたようにそのニワトリはテンから他のニワトリ達を助けるような最後だったと思いますりす。