【心霊体験談】憎しみの塊女とタキシード男の正体と謎の赤ん坊

恐怖の心霊体験談

私が中学生のころほぼ毎日起きていた心霊現象。私には霊能力はありません。普段の生活では見えないが、寝ているときだけ感じる霊の存在。私を夜な夜な苦しめてくる正体不明の女とそれを見守っているタキシード男の話です。

私が中学2年生~3年生の間にほぼ毎日起きていた心霊現象の話をします

これは毎晩布団に入ってから、もう少しで睡眠に入れるくらいの時に起こる現象です。眠りに入ったとき「うわ、もうすぐくる。」と予感を感じるとすぐ金縛りに合います。

とても苦しくて、隣の部屋で寝ているお母さんを呼ぼうと「ママー!」と大声を出しているつもりですが、母には聞こえていないようです。
そして、目を開けると黒いタキシードを着て黒いハット帽を身に付けた身長190cmくらいありそうな男が部屋の隅に立ってこちらを見ています。

顔はよく見えなくて、のっぺらぼうかもしれません。金縛りはその間も続いています。するとタキシード男とは別の見えない誰かに部屋中を引きづり回されるのです。両足首をもたれて、引きずられている感じです。

その間も「ママー!」と叫ぶも母には聞こえていない模様。見えない誰かは私を天井まで引きづり回します。さんざん引きづり回した後、その見えない誰かはどこかに行ってしまい、私の金縛りは解放されます。

違う日、眠りにつき金縛りにあった後、なかなか眠られず、寝返りを打ったときなぜか目を開けました。すると目を大きく開き、怖い顔をした性別不明の人の顔が目の前にあったこともあります。

違う日には、見えない誰かが私に向けて手のひらを向けると私はそこに吸い込まれるような違う世界へ連れこまれてしまうような感覚にもあったことがあります。これはまだ1回しか経験がありません。

また違う日に眠りにつくとまた金縛りに会います

また引きずり回されるのかと思っていたら、今度は見えない誰かに首を絞められます。死ぬほど苦しく、思い切って目を開け見えない誰かの正体を探りました。よく見えなかったが、おそらく女だなと感じました。

そして、首をしめられた後、女は私のお腹のあたりになにかを置きました。ずしんと重みがあります。それはタオルに包まれた赤ん坊でした。と、記憶はここまでしかなく、おそらく眠りに入ってしまったのでしょう。

その話を家族にしてみました。最初はみんな信じてくれなく、でも、夜中に私が怖さで起きてきてたりするのもみていた母は思い当たる話があるらしく話してくれました。
母は4人兄弟ですが、本当はもう一人兄弟がいたそうです。でも流産をしてしまい、生まれることがなかったのです。

その赤ん坊の呪いではないか、という推測になりました。
そしてお母さんが水子供養にいくと毎日起こっていた金縛りや正体不明の女、タキシード男も出てこなくなりました。

月に1回は水子供養に行ったほうが良いそうですが、今では行っていません。今も年に2、3回くらいはその現象に合います。お母さんや私の姉にはその現象には合ったことないそうです。なぜか私だけにきます。

そして私の家のマンションには大家さんが盛り塩をあちらこちらに置いていたり、窓に御札をいくつか貼っている人もいたり、私がこの現象に会うのは何かこのマンションにも原因があるのではないか、と思いました。現在でもはっきりとした原因は不明のままでです。