これは私が中学校の時、その頃仲の良かったお友達3人と私の両親で、私の親せきの家がある田舎の川へ遊びに行った時の話です。中学三年の夏休み、この一年で3人はみんな別々の高校に別れてしまうため、最後の思い出つくりにと行った楽しい川遊びだったのですが・・
中学3年の夏休みに卒業と同時にばらばらになってしまう親友3人で
私の親に頼んで私の親せきの住む、とある田舎の川へ遊びに行った時の話です。朝早くに出発して午前中にはその川につきました。
私たちは水着に着替え、さっそく川遊びを始めたのですが、川につくまであんなに暑くて暑くて汗だくで、川に入るのを楽しみにしていたのに、いざ川遊びを始めたら、ほんの5分も入らないうちに、なんだか寒くて寒くて、私はすぐに川から上がってバスタオルにくるまって暖まることにしました。他の二人は何ともないみたいで、とっても楽しそうに川遊びを楽しんでいました。
私もしばらくしたら体も暖まったので、きっと川の水が冷たくてすぐに冷えちゃっただけかな、なんて思いながらもう一度川遊びを始めました。みんなと一緒に写真もたくさん撮って、3人での最後の素敵な思い出をいっぱい作りました・・と思っていたのですが・・。
その日も夕方近くなってもう寒くて川にも入れないし
たくさん泳いで疲れたし、そろそろ帰ることにしました。
家についた私たちは、さっそく写真を現像したのです。そして、写っていたものを見て恐怖でみんなで悲鳴をあげました。
その日私は肩まである髪を黒い細いゴムで束ねていたのですが、そのゴムのところがゴムではなくて、小さい子供の手に変わっていたのです。
私の髪を小さな子供がつかんでいる写真だったんです。あまりの恐ろしさに、その写真はお祓いしていただきました。本当に怖かったです。