私が若いころに幽体離脱を経験した事があります。しかし、その内容も合っている部分もありますが、合っていない所もあるという不思議なもので、夢だと言われれば夢だと言わざるを得ないものです。出来る事ならもう一度してみたいものです。
私がまだ中学生の頃ですが不思議な体験というものにとても興味がありました。その一つが幽体離脱です。簡単に言うと、自分の体から幽体が飛び出て、壁をすりぬけたり、自分の体を客観的にみれるというものです。
思春期という事もあり不埒な事も考えていた様な気もしますが、とにかく色々やり方を調べて、幽体離脱にチャレンジする日々が続きました。一番簡単な方法として、金縛りにあった時にそのまま解かずに堪え続ければ、仮死状態になり、幽体離脱できるというものでした。
当時は不思議とよく金縛りにあっていたので、毎日この時を待っていたのですが、とうとうその時はやってきました。うとうと夕方にベットで寝ていた時に金縛りになり、耳鳴りがしてとても気持ち悪いですが、そのまま堪え続けたら、幽体離脱する事が出来ました。
と、言っても実は半信半疑で、リビングに居る母親が何かテレビを見ていた様な気がする、とか、母親の横に死んだじいちゃんがいたりと、少しめちゃくちゃで、終わった後に母親に確認したところテレビは見ていたそうですが見ていた番組も違う気がするしで、結局馬鹿にされる結果に終わりました。
あまりに幽体離脱したすぎてその夢を見ただけと言われますが、私の中であのヌルッとした感覚が忘れられません。
ただ、幽体離脱は仮死状態であったり、幽体離脱中に様々なルールや危険な生物がいるといった具合に、あまりお勧めできるものではありません。あくまで自己責任で頑張ってみてください。ちなみに私はこれ以降全く出来なくなりました。
