恐怖の味噌汁

恐怖の心霊現象から感動して笑える心霊体験など今まで見たこともない不思議な怖い実話エピソードが満載

恐怖の心霊体験談

本当にあった職場での恐怖体験「普通の職場がいつしかホラーに」

ある心理治療室で実際にあった体験です。実在の人物や治療室についての話ですので、場所や人が特定されないように少しぼやかして書いていますが、実際には言葉以上の恐怖体験をしました。立ち直るのに1年以上自分自身が治療を受けました。

今から15年ほど前のことです

本当にあった職場での恐怖体験「普通の職場がいつしかホラーに」の画像

今となってはその“館”自体、閉鎖しましたので、時間も経ちましたし時候だと思いますので話します。
この事を人に話すのは初めてです。今まで怖くて口に出せませんでした。

その頃私はある心理療法を行う“館”に勤めていました。

最初は世にいいものを提供する善意ある所長のもと開かれている普通の治療院でした。

私がその建物を“館”と呼び始めたのは、所長がマンションを引き払い、全財産をつぎ込んで立派な煉瓦作りの“館”を建ててからのことです。
最初は普通のマンションの一室で行っていました。

所長が途中からおかしくなったのか、その館自体がおかしかったのかは、今となってはわかりませんが、おかしくなっていったのは、その館に引っ越してからです。

所長が急に「とても大事な誰にも話したことのない話をする。」と言い、休日に私を呼び出しました。

私は心理療法を行う普通の治療院に勤めたはずであり、所長もきちんとした資格を持つ心理治療家であるはずなのに、所長が私に話した内容は「全ての精神病は憑依である」ということでした。

私はそういう世界に足を踏み入れるつもりは毛頭ありませんでしたので、所長の話を話半分に聞いていましたが、所長は大真面目。

すごい真剣な顔で時々身を震わせながら話をしました

すごい真剣な顔で時々身を震わせながら話をしましたの画像

そして所長は「私達のすることは心理治療ではなく、除霊なんだ。」と言いました。

私は話半分どころか、全くこの話を受け入れられず、聞かなかったことにしようと、記憶の中から追いやりました。

この話があってから、この“館”でヘンな事が起こり、私がこの“館”を去るまでに半年かかりませんでした。
あれよあれよという間に、全てが崩壊したのです。

治療院に治療者は私を含め3人おり、それぞれがそれぞれの部屋で治療を行っていましたが、この話が出てからポツリポツリと時々、他の部屋から変な声が聞こえることが多くなりました。「うぉ~~」とか「うーうー」というような声です。

私の部屋では相変わらず普通の空気が流れていましたが、他の部屋はあきらかに違う、言葉では上手く表現し切れませんが、どんよりと暗い空気が流れていました。

所長が「今日はエクソシストをやる。」と言い、もう1人の治療師を連れて夜遅くまで除霊をしたりしていたこともあります。

次第に除霊がやれない治療師はレベルが低いと言われるようになっていきましたが、私はそこに加わりたいと思えませんでした。

ある日に所長と事務員が控え室で笑って会話をしていたのですが

ある日に所長と事務員が控え室で笑って会話をしていたのですがの画像

二人が振り向いて私の方を見たとき、どうしてだかわからないですし、そんなことは私は一度もしたことがなかったのですが、急に我を忘れて悲鳴をあげている自分がいました。

所長が駆け寄ってくるのがぼんやりとした意識の中で見え、所長が私を抱きしめてくれたのですが、私はその所長に唾を吐きかけました。

一瞬の出来事でしたが、全てが自分の意思ではなく、勝手に自分がそうした。という感じでした。

その辺りからです。私の部屋でもおかしなことが起こり始めました。
やって来るクライアントが霊が見えると言い出したり、部屋の空気が変わり始めたのです。

私は自分の感情や思考と関係なしに、悲鳴をあげそうになるのを押さえ続けている感覚に襲われていました。

そして、最初は心理治療家3人に事務員がいるだけの治療院だったのが、突然、霊媒師と名乗る人が事務所に来るようになりました。

所長はその霊媒師の言うことの言いなりになり、事務員を突然解雇にしたり、治療師を辞めさせたりしました。

外部の人間が知ったらあきらかにおかしな状況が日常的になってくると、館の中でおかしなことが起こるのも普通という感覚になっていきました。

廊下を歩くと後ろでラップ音が鳴り、写真を写すと自分以外の手が写り、接するクライアントの目が次第に悪魔のように見え始めてきて、そこらじゅうに怪しいものの気配が立ちこめ、とうとう私はまたしても悲鳴を揚げ、そこを去らざるおえなくなりました。

辞め方も普通の辞め方ではありませんでした。
「今日で辞めます。明日からもう来ません。」と言って辞めました。

普通でしたらこんな急に、辞める準備も引継ぎもせずに急に来なくなるということはないのでしょうが、所長は私には動物霊がついているが、許してやる。というようなことを言って、辞めることを許可しました。
その顔はもう正気の顔ではありませんでした。

やはり今でもこの時のことをこれ以上は詳しく思い出すことができません。
思い出すとやばいような気がするのです。

もう少し具体的に書くともう少し怖さも伝わるのでしょうが、具体的に書きすぎると人や職場が特定されそうなので、これ以上詳しくは書けません。

言葉では上手く表すことができませんが、あきらかに怪しいエネルギーに満ちていました。

本当に怖いことってあるのだな。と思わされた体験でした。

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