【不思議体験談】虫の知らせは本当にあった 仕事中に感じた祖母からの報らせ

不思議な体験談

私は社会人になって2年目でした。無遅刻無欠勤で働いてきましたが、その日はなぜか朝から気持ちが落ち着かずにいました。仕事をしていても何かが気になり「家に帰らないといけない」という考えが頭から離れません。初めて早退し、家に着いた途端に掛かってきた電話は・・・。

社会人になって2年目の冬でした。その日も私は通常通り出社しました。入社以来、無遅刻無欠勤で働いてきましたが、会社に着いた時からソワソワして気持ちが落ち着きませんでした。

始業時間になり、仕事をしていましたが何かが気になります。「家に帰らないといけない」そう思い始めました。体調が悪い訳ではありません。

けれど、どうしてもそう思うのです。散々悩んだ結果、私は早退して家に帰ることにしました。今まで皆勤でしたので早退することもしたくはありませんでしたが、「家に帰らないといけない」思考に逆らえませんでした。

家に帰るとソワソワした気持ちが落ち着きました。会社にいた時の気持ちは何だったのかというくらいです。

家に帰ってきましたが何をすることもありません。元気ですし、本当なら働いているはずですから。ところが帰ってすぐに家の電話が鳴りました。平日の昼間はセールスの電話くらいしか掛かってこないので、私は出ないことにしています。

用事がある知人なら、まず携帯に掛けてくるからです。暫くして電話が鳴り止み、またセールスの電話だったのかな、と思った途端また電話が鳴りました。

私は電話に出るのが好きではないので、出来るなら出たくないと思っています。中々切れないなぁ、と思いながらそれでも出ませんでした。また電話は切れ、3回目が掛かってきました。コールは長く、相手は電話を切りません。私は電話に出ました。相手は叔母、父の姉です。

仲が良くないため父の携帯を知らず、自宅に掛けてきたのでした。「お父さんに連絡つく?おばあさんが亡くなったの。」私はすぐに父に電話しました。この為に私はおばあさんに呼ばれていたのでしょうか。