祖父と祖母が亡くなった時の不思議な体験談

不思議な体験談

祖母が先に亡くなり、その半年後に祖父が亡くなりました。
祖母のときは、私だけでなく母も体験しました。祖母が杖をついて歩く足音を亡くなってすぐくらいから、祖父が亡くなり四十九日が終わり納骨が終わるくらいまで毎日聞こえてきました。

同じ時間に母も聞こえてたらしいですが、なぜか父にや兄、祖母の子供にあたる叔父叔母には、全く聞こえず信じてもらえませんでした。

もともと杖をついて歩いていたのですぐに祖母の足音ってわかりました。最初は聞いた時、ちょっと怖かったですが、毎日聞いていると家にいるんだなと思うと嬉しくなりました。でも聞こえなくなってからすごく寂しかったです。

私が祖母が亡くなってから、毎日のように泣いていたり、近所の人と祖母の話すをする時、悲しい顔をしていたそうなので、私のことが心配で毎日会いに来てくれたんだと思います。

ぱったりと足音が聞こえなくなった時は、最初は寂しかったですが、私が立ち直ったから大丈夫って思ったんかなと今そう思います。

祖父が亡くなった時も不思議な夢を繰り返し見ました。
祖父の時は私だけで、他はだれひとり見てません。

亡くなる3、4日前から、同じ時間と内容の夢でした。その内容が病院からで、危篤です。

すぐに来てくださいという内容。電話を取るのが兄。それが数時間の夢の内容です。

本当に病院から電話があった時、家族に病院やと思うと話した記憶があります。時間も内容も夢と一緒でした。
私が祖父が亡くなる前日、研修に行ってたんですがそこでも夢を見てました。

その時は、悲しいより先に予知夢でびっくりの方が大きかったです。私の場合先に夢で見て、その時に泣いたからかもしれません。
家族や身内に言うと、あんたの誕生日の前日やし私の誕生日の時やったら怒られるし、その前にあんたに別れを言いに来てるやと言われました。

確かに亡くなったのは、私の誕生日の前日なので怒るかもしれませんが。
でも祖父は、私に先に別れを告げないとまた祖母と同じように泣いて立ち直るのに時間がかかると思ったんかもしれません。

私は、両親が共働きで祖父母に育てられたので、祖父母っ子だったから余計にこんな体験をしたんだと思いますが、ちょっとビックリしたのは、祖父が亡くなり、お骨の前に亡くなった祖母が座っている姿を見たときはそれは怖かったです。

それからは、祖母の足音も祖父が亡くなる夢も見なくなりました。
それが約半年間で体験した不思議なお話です。