夢か現実か 身体が浮いていると感じた不思議な体験

不思議な体験談

身体が浮く…?夢か現実かわからないが、浮遊感ははっきり残っている!金縛りによくなる私にとっては、これが初めての不思議な体験です。今となっては「不思議だったなぁ」で済んでいますが、当時はかなり怖かった。

学生のころからテスト前などの寝不足のときはよく金縛りになっていた私。高校受験をひかえ追い込みのため、寝不足の日々が続いていました。夜中にぱっと目が覚めました。「金縛りになる」となぜかわかったのです。

案の定、すぐに体は動かなくなりましたが、何度も金縛りは経験済。「あー、やっぱり」くらいの冷静さ。しかし、ちょっといつもと違うな…と感じたのです。いつもの金縛りは、まるで身体が布団に吸い付いているような感覚。

しかし、このときはなぜかふわふわ浮いている感じなのです。あれ?夢なのかな?とも思いましたが、目を開けようか開けずにいようか迷っていることも、目を閉じたままでも眼球だけは動くこともきちんと体感できました。

背中に布団の感触がなくそのまま宙で固まっているような浮遊感。こんなことは初めてだったので、やっぱり怖くて目は開けられません。私は2段ベットの上段で眠っていました。

なので、もし目を開けて天井がすぐ近くにあったらどうしよう、と冷静ながらも心配はしていました。「金縛りがもう解けるな」ともなぜかわかりました。

すると身体が動くように。その瞬間、「ぽすっ」と背中に布団へ落とされた感覚が走りました。本当に数センチほど少し上から、ぽすっと落とされるような感覚です。そして驚くのはそのあと…。

なぜか身体全体が、布団へ押し込まれるように押さえつけられました。目を開けて確認したかったのですが、怖くて目は開けられず。夢にしては感覚が残りすぎている…というちょっと不思議な体験です。