ある日の、夕刻その男の子は確かに いました。ある駐車場の入り口で 声を かけたら 元気よく返事してくれましたが 通り過ぎて フッと 振り返ったら その男の子は 忽然と 居なくなってました。でも ちゃんと 声も聞いたのにね 不思議です。
仕事中大阪の街を制覇するように営業所が点在する中の泉南の一軒の営業所のちょっと離れた駐車場に
今から1年ほど前の事です。時間にしたら春先の夕方ちょっと暗くなる寸前でした。
車を取りに行ってそこから北摂まで動かす仕事をしてました。
営業所から歩いてちょっと離れた駐車場まで、行った時のことブロックを三段程積んで、入り口の仕切りにしてるとこに小学4・5年生くらいの男の子が、ブロックの上に座って暮れ始めた空を何処か遠い目で見つめてたので「こんばんは、どうしたの」って聞いたら男の子が「こんばんは、なんかいろいろ考えなくっちゃいけないだよね」って答えてくれたんだけど背中に冷たいものを感じながら「まだ子供なんだからそんなに思いつめないで元気に遊べばいいんだよ」って言ったら「そんなに簡単じゃないんだよね」って意味深な返事が。
その後すぐ横を通り過ぎて、「もう暗くなるから早くお家に帰ったほうがいいよ」って言おうとしたら、その男の子は忽然と消えていたんです。
たった数秒でその場から消えるなんてありえないんですけど居なくなってました
まだ仕事が残ってるので、不思議な現象の事はその日はそのままにして後日泉南の営業所で聞いた所ヤッパリ見ましたか?って答えが返って来た。
そうその駐車場は、けっこう有名なスポットっだったんです。
その男の子は今から10年位前に駐車場の横に住んでた男の子が誤ってベランダから駐車場に落ちて亡くなってそのまま居着いた地縛霊だそうです。
でも今までは姿は見る人は多いけど、声を聞く人も中には居たらしいですけど、そんな霊とおしゃべりしたのは、今回が初めてじゃなくけっこういろんな霊といろんな会話してたりとかしてるんですけど今回の様にはっきりした会話ってなかなかしないですよね。
それから暫くしてまたその駐車場に行ったらその男の子が今度はじーっとこちらを見て黙ったままフッと消えました。
その日は少し時間が会ったのでその場で九字の行法をしてきたんですけど、それ以来その男の子には、会えなかったです。
あの時の九字が効いて成仏してくれてたらいいなぁって思いです。
これが地縛霊と会話した不思議な体験です。