死亡事故の多い川に浮かぶ青白い光を放つ女性の霊の話

恐怖の心霊体験談

自分が高校生のころ、近くの川でバーベキューをしていたときの恐怖体験です。死亡者の多い川の付近でバーベキューをしていたとき、妙な胸騒ぎがしたので川を見てみると、そこには姿が透けていて青白い光を放つ女性の霊が浮かんでいたのです。

高校生のころ仲のいい男女数人でバーベキューをしていました。まだ明るい時間から始めお肉を食べたりお酒を飲んだりして(未成年の飲酒は違法です。)楽しく過ごしていました。

田舎の川付近なので、街灯もなくすぐに暗くなりますので、花火をして終わったら帰ろうという話になりました。無事花火も終わり、後片付けをしていると、急にそこに一匹の犬が迷い込んできました。

迷い込んできたというよりは、今急に現れたような感じで、気づいたらそこにいました。そのときなんだから嫌な感じがして、真夏の暑い夜だったのにもかかわらず変な寒気がしたのを覚えています。

自分は多少人よりも霊感があるほうだったので、これはなにかいるなと直感でわかってしまいましたが。誰が言い出したかは覚えていませんが、犬から脱げる?離れるためにも少し川のほうへ行こうという提案があったため、みんなで揃って川へ降りました。

そのときは特に異変はなかったので、水切りなどをして気楽に遊んでいましたが、さきほどの犬がこちらに近寄ってきたため、一度その犬に視線を向け、再び川へ視線を戻したときでした。川の中央に青白い光を放った、半透明な女性が立っていました。うつむいていて顔は見えませんでしたが、白い布をまとっただけの女性が、ふわふわと浮かんでいたのです。

そこにいる全員が同じものを目撃し、悲鳴を上げるなどはなかったのですがみんな一斉に逃げ出しました。片付けも途中のままそれぞれ家に帰っていきました。気づけばそのときにはもう犬は見なかったです。その川は、急に深くなっているところが多く、死亡事故が毎年あるような川でした。