日本怖話

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不思議な体験談

商売繁盛の神さまは怒らせるととっても怖いんです

商売繁盛の神さまと言えばお稲荷さんですが、そのお稲荷さんは多分私が産まれる前から家にありました。
祖父が商売の為に京都伏見から分けてもらった御神体だったそうですが、家の1番奥に赤い鳥居や提灯の下がった専用の小さな部屋があり、子供心に空気の違う暗い部屋だなと思って入りたくありませんでした。

幼稚園の頃私が使っていた部屋は、そのお稲荷さんの部屋の真上だったのですが、一時期よくお稲荷さんの出てくる夢を見ていました。
赤いライトに当てられた様な部屋にお稲荷さんの鳥居が沢山あり、狐が睨みつけ来てどこまで追いかけて来る非常に恐ろしい夢でした。

夢以外にも、リスの様な小さな生き物や猫くらいの大きさの生き物だと思われ足音が聞こえる事が頻繁にありました。カタカタ、ギシッと壁やクローゼット、窓辺、天井と場所は様々。

その後小学校になると部屋が変わったのでその夢は見なくなりましたが

お稲荷さんを祀っていた祖父が高齢になり寝込む様になった頃から我が家では事故や病気が頻繁に続き、母は大病して亡くなり、その前辺りからまた小さな足音を聞くようになっていました。
一度は、私の布団の上を3匹の猫くらいの生き物が歩いたとはっきり感じる事がありました。

布団が沈む音がする程はっきりしていました。
ちょっとおかしいんじゃないかと言う話になり、以前から気になっていたお稲荷さんを調べる事になったんです。

そう言った事に大変詳しいと言われていた和尚様に来てもらい見てもらうと、これは良くないねと言われ早く御神体をお返しするようにと言われたんです。
和尚様曰く、まずおかしいのは、野外に鳥居を設けて祀るように頂いて来た御神体を家の中に置くのがそもそも良くないのに加えて、家の1番置くに押し込めてきちんと祀っていないのが原因でかなり怒っているとの事でした。

お稲荷さんは狐なので、機嫌を損ねるとかなり悪さされるそうです。

他にも小さな生き物の霊を呼び集める事があるそうで、自分が小さな足音に悩まされていた事を考えるとゾッとしました。

その後、和尚様にお稲荷さんを鎮めてもらうお経をあげてもらい、お清めと鳥居や神棚の取り壊しをして頂きました。
全ての飾りを取り除くと、不思議と子供の頃からその部屋にずっと感じていた暗さや空気の淀みみたいなものを感じなくなったんです。

ただ掃除されたからって事もあるんでしょうけど、その後誰も病気や事故も無く、あの小動物の足音も無い事を考えてると、何かが居たのは間違いないんじゃないかなと思っています。

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