ある夜突然やってきた恐怖の金縛りと青白い顔の女性

恐怖の心霊体験談

私自身は霊感は無いか非常に薄い方と思いますが、この時だけは説明のしようがないものが見えてしまいました。寝ていて金縛りにあう方はたくさんおられると思いますが、そんな中でも私の体験した不思議で恐怖を感じた金縛りを記述させて頂きたいと思います。

普段私は寝つきが良くまた寝起きも良いので、睡眠で困ったことなどは一度もありませんでした。その体験をするまでは・・。

寝るときは好きな本を布団に入りながら読み、適当に眠気が襲ってきたら自然に寝てしまいます。恐怖体験をした夜も。いつもと同じように好きな本を読み、いつものように眠気が襲ってきて自然と目が閉じていました。私は結構夢は見る方だと思います。

朝起きて睡眠中に見た夢を覚えているときもありますし、一晩のうちに2~3回違った夢を見ることもあります。今日もまた同じように夢を見ているものだと思っていました。
なんだか寝苦しい・・。

また水に潜る夢や高い所から落ちそうになっている夢など見ているから、寝苦しいのかとも思っていました。夢にしてはなんだか本当に息ができない?それでも何とか深呼吸をしないと、と思い、上を向いて眠っている体を横にしようと思いましたが、全く動きません。

びくともしないのです。体全体が固まってしまったような、声も出せないし足の指でさえ動かせないのです。そして体の上に何かが乗っているような感触がありました。

猛烈に汗が出てきました。何とか体を動かさないと!息も苦しい!ふと気づいたことがありました。目も自力で開けられないのです。そんな状態が一体どのくらい続いたでしょうか。一瞬体が自分の意志で動きました。今だ!

思いっきり息を吸い込み、自由になった体を動かせました。目を開けると、青白い顔の女性が私の体の上に載っていました。彼女は閉まっている窓から消えていなくなりました。寝室は2階ですので、ふつうの人間なら落ちてしまいます。

それ以来同じ体験はしておりませんし、友人に話しても疲れていたんだろうと言われるだけですが、二度と忘れることのできない体験です。