何気ない日常から金縛りに 女性らしき声に囁かれた怖い体験談

恐怖の心霊体験談

私は、大学時代住んでいたアパートで金縛りに合い、そしてその後、耳元で女性らしき声で何かをささやかれました。私はパニックに陥り動けない状態が続いた後記憶を飛ばし、そのまま朝を迎え恐怖体験をした経験です。

私は某大学に通っている学生なのですが昨年の春に体験したものを書かせていただきます。私は大学の近くの二部屋あるアパートに友人と猫2匹で暮らしています。
ある日、私がバイトから帰ってくるとすでに友人は寝静まっており、私自身も疲労困憊状態にありお風呂に入り早々に布団に入りました。
すると、キッチンで遊んでいた飼い猫二匹が私が寝ている部屋に入ってきて、ちょうど私の両足を挟むようにして布団の上で寝始めました。

春とはいえ、まだまだ寒い時期でしたので猫たちの体温がちょうど湯たんぽの代わりになり私もすぐに眠りに入りました。
しばらくすると、突然目が覚めてしまい動こうにも動けないことに気づき、いわゆる金縛り状態になっていました。
金縛り自体には何度かあったこともありますし、何より脳が起きていて体が寝ている状態だというメカニズムも知っていたので、あまり焦っていませんでした。

突然に体に圧力のようなものを感じ、ちょうど人が上に乗っかているような感じです。
そのせいでパニックに陥りましたが、なにせ体が動かないのでどうしようもできず、目を開いてみようかとも思いましたがあまりの恐怖に開くことができず、目をつむったままじっとしていました。

どれぐらい時間がたったかはわかりません。圧力を感じてからしばらくすると、耳元でおそらく女性らしき声で何か囁かれました。そこから記憶が飛んでしまっており、
そのまま朝を迎えていました。実際のところ本当に起きたことなのかはわかりません。

後日談として翌日の夜我家で大学の友人数人と鍋をすることになっていたので、私一人で先に支度をしていたのですが、友人の一人が早く来たので一緒に準備を していたのですが、途中で鍋の支度に飽きたらしく猫と遊んでくると言って私の部屋に行きました。すると、なんか襖から音がすると言い出したので、猫じゃないのかと言ったら猫は真正面におり、襖は真後ろだったので、それはないということになりました。

私は昨晩のことがあったので怖くなり友人に話そうとしましたが、二人っきりだと少し心もとないと思い。皆が集まってからすることにし、友人をキッチンに呼び戻し、鍋の支度を再開しました。

その後、皆が集まってから昨晩の話をすると、それはやばいなどと口を揃えて言われ、お祓いは大げさかもしれないが盛り塩ぐらいはした方が良いということになり私の部屋の扉の近くに盛り塩を置きました。それからというものは、怪奇現象などは起きておらず金縛りも特にありません。

お祓いなど、と言うかオカルト的な話にあまり詳しくないので盛り塩が聞いたからかどうかはわかりませんが、盛り塩のおかげだとしたら、あの夜の出来事が本当にあった事になるので、なんとも複雑な気持ちです。